JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド
[スコープ]ウィンドウのマップエリアに背景を表示するかどうかを指定するためのダイアログボックスです。定義モードの場合に限り設定できます。監視モードの場合は,参照できますが設定できません。
[背景の設定]ダイアログボックスを次の図に示します。
図14-12 [背景の設定]ダイアログボックス
表示項目について説明します。
- [背景]
- 背景の表示方法を指定します。デフォルトは[表示しない]です。次の項目を指定できます。
- 上位の階層に依存する
上位の階層の背景設定と同じにします。ただし,最上位の階層の場合はこの項目を選択できません。
- 表示する
背景を表示します。
- 表示しない
背景を表示しません。
- [ファイル名]
- 背景に設定するイメージファイル名を指定します。[背景]で[表示する]を選択した場合に指定できます。
- テキストフィールド
背景イメージ格納フォルダ配下にあるファイル名を指定します。指定できるファイル名の拡張子はjpgまたはgifです。入力できるバイト数は最大で255バイトです。
- [...]ボタン
[...]ボタンをクリックすると[ファイル選択]ダイアログボックスが表示されます。[ファイル選択]ダイアログボックスでアイコンイメージ格納フォルダ中のファイルを選択できます。選択したイメージファイル名はテキストフィールドに表示されます。
デフォルトの背景イメージ格納フォルダには,デフォルトのマップサイズ(縦:8個,横:10個)に合わせた背景イメージのサンプルを提供しています。
- [基準ズーム倍率]
- ファイル名に指定した背景イメージをどのズーム倍率に表示させたときに等倍で表示させるのかを指定します。指定できる値は20〜200です。デフォルトは100です。なお,[基準ズーム倍率]は[背景]で[表示する]を選択した場合に指定できます。
- 背景イメージの拡大および縮小倍率の目安を次に示します。
背景イメージの表示倍率=ズーム倍率/基準ズーム倍率
- [プレビュー]ボタン
- [背景の設定]ダイアログボックスを開いたまま,[背景の設定]ダイアログボックスで設定した背景イメージがマップエリアに表示されます。
- 補足事項
- デフォルトの背景イメージ格納フォルダを次に示します。
- JP1/AJS2 - Viewのインストール先フォルダ\image\console\background
- 背景イメージ格納フォルダは変更することができます。詳細については,「12.3.7 背景イメージ格納フォルダを変更する」を参照してください。また,背景イメージファイルの作成方法については,「12.5.1 背景イメージファイルの作成方法」を参照してください。
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