JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド
背景イメージを[メインスコープ]ウィンドウおよび[サブスコープ]ウィンドウで表示するためには,背景イメージファイルを作成しJP1/AJS2 Console View上に配置する必要があります。
ここでは背景イメージファイルの作成方法について説明します。
- <この項の構成>
- (1) 背景イメージファイルとして指定できるファイル形式
- (2) 使用するソフトウェア
- (3) 背景イメージサイズの目安
- (4) 背景イメージファイル名
- (5) 背景イメージファイルの格納先
(1) 背景イメージファイルとして指定できるファイル形式
gif形式,jpg形式のイメージファイルが指定できます。
(2) 使用するソフトウェア
gif形式,jpg形式の編集ができるグラフィックエディターを使用します。
(3) 背景イメージサイズの目安
背景イメージファイルの幅・高さについての目安を次に示します(単位はピクセル)。
背景イメージの幅=48×マップサイズ※1の横×2×基準ズーム倍率※2/100
背景イメージの高さ=48×(マップサイズ※1の縦×2+1)×基準ズーム倍率※2/100
- 指定例
- マップサイズの横が10で高さが8のとき(デフォルトのマップサイズ)で基準ズーム倍率が100のときの背景イメージサイズは次のようになります。
- 背景イメージの幅=48×10×2×100/100=960(ピクセル)
- 背景イメージの高さ=48×(8×2+1)×100/100=816(ピクセル)
- 注※1
- 背景イメージを表示する業務スコープのマップサイズの縦,横の値を指定します。
- 注※2
- 基準ズーム倍率はどのズーム倍率で表示したときに背景イメージのまま表示されるかどうかを示す値です。
(4) 背景イメージファイル名
作成する背景イメージファイル名はuser_で始まるファイル名にしてください。
(5) 背景イメージファイルの格納先
作成した背景イメージは背景イメージ格納フォルダに格納します。
背景イメージ格納フォルダはデフォルトでは次のパスになっています。
JP1/AJS2 - Viewのインストール先フォルダ\image\console\background
背景イメージ格納フォルダは変更することもできます。「12.3.7 背景イメージ格納フォルダを変更する」を参照してください。
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