JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド

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11.5.1 オブジェクトを監視する

ログイン時または監視モード切り替え時は,すべての監視オブジェクトが「状態未取得」の状態で表示されます。状態が取得できた監視オブジェクトから非同期に,それぞれの状態に割り当てられた表示色でアイコンが表示されます。また,[環境設定]ダイアログボックスでの設定により,アイコンにマウスカーソルを近づけると,ツールチップに状態名が表示されます。設定の詳細については,「14.3.10 [環境設定]ダイアログボックス」を参照してください。

特定のオブジェクトに対して常に状態名を表示して監視したい場合や,オブジェクトの状態が状態不明になりその要因を知りたい場合には,[詳細情報]ダイアログボックスを表示させます。ただし,状態不明時の要因がわかるのはAJS2ユニット監視オブジェクトだけです。

マップエリアで対象となるオブジェクトを選択し[表示]−[詳細情報]を選択すると,選択したオブジェクトがAJS2ユニット監視オブジェクトの場合は,[詳細情報 - [AJS2ユニット監視オブジェクト]]ダイアログボックスが,業務スコープの場合は[詳細情報 - [業務スコープ]]ダイアログボックスが表示されます。

図11-11 [詳細情報−[AJS2ユニット監視オブジェクト]]ダイアログボックス

[図データ]

業務スコープ配下の各オブジェクトの場合は,業務スコープを選択して[表示]−[開く]を選択すると,業務スコープの内容を現在のウィンドウで確認できます。

また,[表示]−[別のウィンドウで開く]を選択すると,別のウィンドウで業務スコープの内容を表示させることもできます。

補足事項
  • 業務スコープをダブルクリックした際に,現在のウィンドウで開くか別のウィンドウで開くのかを[環境設定]ダイアログボックスで設定できます。詳細については,「14.3.10 [環境設定]ダイアログボックス」を参照してください。
  • [表示]−[ズーム]で,マップエリアの表示倍率を変更できます。詳細については,「14.3.9 [ズーム]ダイアログボックス」を参照してください。
  • [オプション]−[表示色の設定]で,アイコン表示色の変更または新規作成ができます。詳細については,「14.3.11 [表示色の設定]ダイアログボックス」,「14.3.12 [表示色の選択]ダイアログボックス」,「14.3.13 [表示色の作成]([表示色の変更])ダイアログボックス」を参照してください。
  • [ファイル]−[別のウィンドウを表示]を選択すると,現在表示している業務スコープを,別のウィンドウ([サブスコープ]ウィンドウ)で表示させることができます。
  • [メインスコープ]ウィンドウの[表示]−[最新情報に更新]を選択すると,監視オブジェクトの最新情報が表示されます。監視先のJP1/AJS2 Console Agentでは[最新情報に更新]によりその時点での状態を通知したあとは,[監視プロパティ]ダイアログボックスで設定した監視間隔が経過したあと,状態を取得します。また,監視先のJP1/AJS2 Console Agentホストのバージョンが06-71の場合は,[最新情報に更新]を選択しても,最新情報は表示されません。

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