JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド
オブジェクトの状態表示色を追加作成するためのダイアログボックスです。JP1/AJS2 Console Viewで用意している表示色(基本色)以外の色を作成できます。新規作成の場合は[表示色の作成]ダイアログボックス,一度作成した表示色の編集の場合は[表示色の変更]ダイアログボックスという名称になります。[表示色の選択]ダイアログボックスで[追加]ボタン,または[編集]ボタンをクリックすると表示されます。
[表示色の作成]ダイアログボックスを次の図に示します。
図14-22 [表示色の作成]ダイアログボックス
表示項目について説明します。
- [名称]
- 表示色の名称を20バイト以内の文字列で指定します。日本語も指定できます。デフォルトは,新規に作成する場合は空白,既存の色を変更する場合は編集前の名称です。
- なお,次の半角文字は指定できません。
- ,(コンマ)
- :(コロン)
- ;(セミコロン)
- =
- /
- 補足事項
- [名称]に半角スペースを指定した場合,次のように扱われます。
- 文字列と文字列の間に半角スペースを指定した場合は,空白文字として認識されます(△は半角スペース)。
例:「LEMON△YELLOW」→「LEMON△YELLOW」
- 文字列の前後に半角スペースを指定した場合,半角スペースは無視されます。
例:「△BLUE△」→「BLUE」
- 半角スペースだけを指定した場合は,0バイトとみなされエラーになります。
例:「△△△△」→「」
- [RGB要素]
- RGB要素を設定します。
- [基本色]
- 表示色を作成する際,JP1/AJS2 Console Viewに用意されている基本色を参考にする場合に選択します。デフォルトは[指定なし]です。
- [赤][緑][青]
- [赤][緑][青]それぞれに,0〜255の範囲内で値を設定します。
- デフォルトは,新規に作成する場合はそれぞれ255,既存の色を変更する場合は編集前のRGB値です。また,[基本色]で色を選択した場合は,選択した色のRGB値がそれぞれに表示されます。
- [サンプル]
- [赤][緑][青]で指定された色がサンプル表示されます。
- デフォルトは,新規に作成する場合は白,既存の色を変更する場合は編集前のカラーイメージです。また,[基本色]で色を選択した場合は,選択した色のカラーイメージが表示されます。
- 注意事項
- 作成できる表示色は,最大50色です。
- 基本色とRGB要素が同じ値の表示色は作成できません。
- 基本色と同じ名称の表示色は作成できません。
- RGB要素が同じ値の表示色を複数作成できません。
- 同じ名称の表示色を複数作成できません。
- 補足事項
- 基本色のRGB要素のデフォルト値を次の表に示します。
基本色 RGB値
(「赤の値:緑の値:青の値」の形式)空色 0:255:255 黄色 255:255:0 緑 0:128:0 薄い緑 0:255:0 赤 224:0:0 薄い赤 255:64:64 茶色 128:0:0 橙色 255:128:0 濃い橙色 255:96:64 桃色 255:176:208 濃い桃色 255:128:160 灰色 128:128:128 濃い灰色 64:64:64 指定なし 255:255:255
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