JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド

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7.2 ジョブネットの確定実行登録

ジョブネットを確定実行登録する手順を次に示します。

なお,ジョブネットは,ajsentryコマンド(-d,-t,または-pオプションを必ず指定してください。-pオプションに指定する予定情報ファイルは,ajsscheduleコマンドで作成できます)を使って確定実行登録することもできます。コマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 コマンドリファレンス 1. コマンド ajsentry」を参照してください。

  1. 確定実行登録したいジョブネットを表示している[ジョブネットエディタ]ウィンドウを閉じる。または,[排他編集]がチェックされていない状態にする。
  2. [JP1/AJS2 - View]ウィンドウのツリーエリアで,ジョブグループ(確定実行登録したいジョブネットを管理するジョブグループ)をクリックする。
    クリックしたジョブグループが選択状態で表示されます。
    ルートジョブネットがリストエリアに表示されます。
  3. 操作対象のルートジョブネットをクリックし,[操作]−[実行登録]を選択する。
    [実行登録]ダイアログボックスが表示されます。なおJP1/AJS2 - View 07-00以降の場合,[Ctrl]キーまたは[Shift]キーを押しながらルートジョブネットをクリックすると,一度に複数のルートジョブネットを選択できます。このように操作対象のルートジョブネットを複数選択した場合,選択したすべてのルートジョブネットに対して[実行登録]ダイアログボックスは一つ表示されます。
  4. [登録方法]で[確定実行]を選択する。また,確定実行登録のオプションを定義する。
    プランニンググループ中のルートジョブネットの場合,[確定期間]を必ず指定してください。また,[未来世代数]は指定しないでください。
  5. [OK]ボタンをクリックする。
    [実行登録]ダイアログボックスが閉じます。
    ジョブネットが実行登録されます。なお手順3で操作対象のルートジョブネットを複数選択した場合,選択したすべてのルートジョブネットに対して同じ設定で実行登録されます。
    ジョブネットの実行が,定義されたスケジュールに従って開始されます。

補足事項
  • [実行登録]ダイアログボックスは,[デイリースケジュール(階層表示)]ウィンドウ,[マンスリースケジュール]ウィンドウからも表示できます。
  • ジョブネットが実行登録されたことを確認できます。詳細は,「8. ジョブネットやジョブの監視」を参照してください。
  • [確定期間]に指定した期間が「nか月」を超えている場合,登録の際に[OK]ボタンをクリックすると警告メッセージが表示されます。「nか月」は独自に設定できます。詳細は,「13.3.19 [実行登録]ダイアログボックス」を参照してください。なお,デフォルトは「制限なし」です。

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