JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド
ジョブネットを即時実行登録する手順を次に示します。
なお,ジョブネットは,ajsentryコマンド(-nオプションを必ず指定してください)を使って即時実行登録することもできます。コマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 コマンドリファレンス 1. コマンド ajsentry」を参照してください。
- 即時実行登録したいジョブネットを表示している[ジョブネットエディタ]ウィンドウを閉じる。または,[排他編集]がチェックされていない状態にする。
- [JP1/AJS2 - View]ウィンドウのツリーエリアで,ジョブグループ(即時実行登録したいジョブネットを管理するジョブグループ)をクリックする。
クリックしたジョブグループが選択状態で表示されます。
ルートジョブネットがリストエリアに表示されます。
- 操作対象のルートジョブネットをクリックし,[操作]−[実行登録]を選択する。
[実行登録]ダイアログボックスが表示されます。なおJP1/AJS2 - View 07-00以降の場合,[Ctrl]キーまたは[Shift]キーを押しながらルートジョブネットをクリックすると,一度に複数のルートジョブネットを選択できます。このように操作対象のルートジョブネットを複数選択した場合,選択したすべてのルートジョブネットに対して[実行登録]ダイアログボックスは一つ表示されます。
- [登録方法]の[即時実行]を選択する。また,即時実行登録のオプションを定義する。
- [OK]ボタンをクリックする。
[実行登録]ダイアログボックスが閉じます。
ジョブネットが実行登録されます。なお手順3で操作対象のルートジョブネットを複数選択した場合,選択したすべてのルートジョブネットに対して同じ設定で実行登録されます。
起動条件を利用する場合,すぐに起動条件待ち状態になります。起動条件を利用しない場合,ジョブネットの実行がすぐに開始されます。
- 補足事項
- [実行登録]ダイアログボックスは,[デイリースケジュール(階層表示)]ウィンドウ,[マンスリースケジュール]ウィンドウからも表示できます。
- 注意事項
- JP1/AJS2では,次回実行予定がないジョブネットについては複数実行登録を行うことができます。即時実行登録したジョブネットには次回実行予定がないため,すでにジョブネットが即時実行登録済みであっても,再度,即時実行登録することができます。
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