JP1/Integrated Management - Manager システム構築・運用ガイド
Windowsのタスクマネージャのプロセスに表示されるプロセス名を次に示します。
- <この項の構成>
- (1) JP1/IM - Manager
- (2) JP1/IM - View
(1) JP1/IM - Manager
JP1/IM - Managerのプロセスを次に示します。なお,表内の括弧( )内の数値は同時に実行するプロセス数です。
表B-1 JP1/IM - Managerのプロセス(Windows)
親プロセス名 機能 子プロセス名 機能 jco_spmd.exe
(1)JP1/IM - Managerのプロセス管理 jcamain.exe
(1)自動アクションサービス
(プロセス管理表示名:jcamain)java.exe
(1)イベントコンソールサービス
(プロセス管理表示名:evtcon)evflow.exe
(1)イベントフロー制御サービス
(プロセス管理表示名:evflow)jcsmain.exe
(1)セントラルスコープサービス
(プロセス管理表示名:jcsmain)java.exe
(2)※1インシデント登録サービス※2
(プロセス管理表示名:jcdmain)java.exe
(2)※3相関イベント発行サービス※4
(プロセス管理表示名:evgen)jco_service.exe
(1)JP1/IM - ManagerのWindowsサービス制御 − −
- (凡例)
- −:なし。
注※1 最大で2,通常は1です。内訳は次のとおりです。
- インシデント登録サービスのプロセス本体
- イベントサービスと接続する際に一時的に生成されるプロセス(インシデント登録サービス起動時やイベント取得フィルター更新時)
注※2 JP1/IM - Incident Master連携用の機能です。デフォルトでは動作しません。
注※3 最大で2,通常は1です。内訳は次のとおりです。
- 相関イベント発行サービスのプロセス本体
- イベントサービスと接続する際に一時的に生成されるプロセス(相関イベント発行サービス起動時やイベント取得フィルター更新時)
注※4 相関イベントを発行する機能です。デフォルトでは動作しません。
クラスタシステムで運用する場合,物理ホストおよび論理ホストごとに,上記のプロセスを実行します。同時に実行するプロセス数は,実行している物理ホストおよび論理ホストの数に,上記のプロセス数を掛けた数になります。
表中で,親プロセスがjco_spmd.exeであるプロセスはプロセス管理が制御しており,jco_spmd_statusコマンドでプロセスの状態を確認できます。
正常に動作している場合の表示例を次に示します。
c:\>jco_spmd_status KAVB3690-I JP1_CONS の状態通知処理を開始します 稼働中のプロセスを表示します プロセス名称 プロセスID evflow 3672 jcamain 4088 evtcon 4236 jcsmain 4668 jcdmain 5423 evgen 5624 KAVB3691-I プロセスは全て起動していますjcsmainは,統合スコープ機能をオンにした場合にだけ表示されます。jcdmainは,JP1/IM - Incident Master連携用のインシデント登録サービスの起動をオンにした場合にだけ表示されます。また,evgenは,相関イベント発行機能をオンにした場合にだけ表示されます。
(2) JP1/IM - View
JP1/IM - Viewのプロセスを次に示します。なお,表内の括弧( )内の数値は同時に実行するプロセス数です。
表B-2 JP1/IM - Viewのプロセス
親プロセス名 機能 子プロセス名 機能 jcoview.exe
(3+3※1+3※2)JP1/IM - Viewのプロセス管理 jcoview_evt.exe
(3+3※1)スレッドダンプ出力イベントの送信 java.exe
(3+3※1+3※2)JP1/IM - Viewの画面制御 注※1 JP1/IM - View(JP1/IM - Central Information Master連携部分)が起動している場合に加算されます。
注※2 JP1/IM - View(JP1/IM - Rule Operation連携部分)が起動している場合に加算されます。
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