JP1/Integrated Management - Manager システム構築・運用ガイド

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20.1.5 重要イベントだけを表示する

画面に重要イベントだけを表示するには,[イベントコンソール]画面の[重要イベント]ページを選択します。[重要イベント]ページのイベント一覧には,[イベント監視]ページに表示されているJP1イベントのうち,重要イベントだけが表示されます。

[重要イベント]ページのイベント一覧では,左端の列に重要イベントへの対処状況を示す対処状況マークが表示されます。

繰り返しイベントの集約表示機能を使用している場合には,自動的にJP1イベントの対処状況マークが表示されます。

対処状況の種類と,その対処状況を示す対処状況マークを次に示します。

表20-6 対処状況の種類と対処状況マーク

対処状況 対処状況マーク
対処済 [図データ] 
処理中 [図データ] 
保留 [図データ] 
未対処 (無印)
異なる対処状況 !

注※
繰り返しイベントの集約表示機能を使用している場合で,集約イベントの対処状況と,繰り返しイベントの対処状況が異なる状況を指します。

どのようなときにそれぞれのマークを使うかは,運用に合わせて決めてください。

どのJP1イベントを重要イベントとするかは,管理者が定義できます。デフォルトでは,重大度が「緊急(Emergency)」,「警戒(Alert)」,「致命的(Critical)」,「エラー(Error)」のJP1イベントが重要イベントとなっています。

[重要イベント]ページに表示されている重要イベントの数が,画面に表示できるイベント数の最大値を超えると,古い重要イベントから消去されます。このとき,最初に消去されるのは対処済の重要イベントです。対処済の重要イベントがない場合は,未対処,保留,処理中の重要イベントのうち最も古いイベントが削除されます。この場合は,状態にかかわらず,古い重要イベントから削除されます。

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