JP1/Integrated Management - Manager システム構築・運用ガイド
JP1/IMの運用を安定して継続するため,ディスクの空き容量を定期的に確認してください。
- <この節の構成>
- (1) データベース容量の管理
- (2) ログファイル容量の管理
- (3) ダンプファイルの管理
(1) データベース容量の管理
JP1/IMが使用するデータベースは,運用を継続しても無効領域が増加しないよう設計されています。必要な容量を確保していれば,運用中にデータベースを確認する必要はありません。
(2) ログファイル容量の管理
ディスク容量を圧迫する原因の一つとして,ログファイル容量の増加があります。
JP1/IM,JP1/Baseの場合,ログファイルの容量を事前に見積もっておけば,ログファイル容量の増加を考慮する必要はありません。これはJP1/IM,JP1/Baseが出力するログファイルは,複数のログファイルを切り替えて使用するなどの方式を採用しているためです。
OSや同ホストのほかの製品については,それぞれの仕様を確認してログファイルの容量が増加しないよう注意してください。
(3) ダンプファイルの管理
JP1/IM,JP1/Baseやユーザープログラムなどで問題が発生して異常終了した場合は,ワトソンログ(Windowsの場合)やcoreダンプ(UNIXの場合)などのダンプファイルが出力される場合があります。
これらのダンプファイルは容量が大きいことが多いため,トラブルが発生した場合は,必要なものを資料として採取してから,削除するようにしてください。
トラブル発生時の資料採取については「24. トラブルシューティング」を参照してください。
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