JP1/Integrated Management - Manager システム構築・運用ガイド

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14.2.4 構成例4(クラスタ運用,コマンド実行)

マネージャーホストが互いにルーティングできない二つのLANに接続され,クラスタ運用されているとき,一方のLANからJP1/IM - Viewでマネージャーホストに接続し,もう一方にあるホスト上でコマンドを実行する場合の例を次に示します。

図14-4 複数LAN環境でのコマンド実行(クラスタ運用)

[図データ]

この場合の各ホストの設定を次の表に示します。

表14-7 HostX,HostY,HostLの設定(JP1/IM - Manager)

ホスト名 バインド方式 jp1host設定 備考
HostX(物理ホスト) 送信ANY,受信IP 10.1.1.2,20.1.1.2 JP1/Baseの通信設定が必要
HostY(物理ホスト) 送信ANY,受信IP 10.1.1.3,20.1.1.3
HostL(論理ホスト) 送信ANY,受信IP 10.1.1.11,20.1.1.11

JP1/Baseの通信設定を変更する必要があります。設定の詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のネットワーク構成に応じたJP1/Baseの通信設定の章を参照してください。

表14-8 HostAの設定(JP1/IM - View)

ホスト名 接続ホスト その他条件 備考
HostA HostX ホスト名HostX→10.1.1.2の変換ができること 1,4
HostY ホスト名HostY→10.1.1.3の変換ができること 2,5
HostL ホスト名HostL→10.1.1.11の変換ができること 3,6

注※ 備考記載の数字は図中の丸付き番号に対応しています。


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