JP1/Integrated Management - Manager システム構築・運用ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]


14.2.3 構成例3(クラスタ運用,JP1/IM - View接続)

マネージャーホストが互いにルーティングできない二つのLANに接続され,クラスタ運用されているとき,それぞれのLANからJP1/IM - Viewを接続する場合の例を次に示します。

図14-3 複数LAN環境でのJP1/IM - View接続(クラスタ運用)

[図データ]

この場合の各ホストの設定を次の表に示します。

表14-5 HostX,HostY,HostLの設定(JP1/IM - Manager)

ホスト名 バインド方式 jp1host設定 備考
HostX(物理ホスト) 送信ANY,受信IP 10.1.1.2,20.1.1.2 JP1/Baseの通信設定が必要
HostY(物理ホスト) 送信ANY,受信IP 10.1.1.3,20.1.1.3
HostL(論理ホスト) 送信ANY,受信IP 10.1.1.11,20.1.1.11

JP1/Baseの通信設定を変更する必要があります。設定の詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のネットワーク構成に応じたJP1/Baseの通信設定の章を参照してください。

表14-6 HostAの設定(JP1/IM - View)

ホスト名 接続ホスト その他条件 備考
HostA HostX ホスト名HostX→10.1.1.2の変換ができること 1
HostY ホスト名HostY→10.1.1.3の変換ができること 2
HostL ホスト名HostL→10.1.1.11の変換ができること 3
HostB HostX ホスト名HostX→20.1.1.1の変換ができること 4
HostY ホスト名HostY→20.1.1.2の変換ができること 5
HostL ホスト名HostL→20.1.1.11の変換ができること 6

注※ 備考記載の数字は図中の丸付き番号に対応しています。


[目次][前へ][次へ]


[他社商品名称に関する表示]

All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2008, Hitachi, Ltd.