JP1/Integrated Management - Manager システム構築・運用ガイド
JP1/IM - Managerは,クラスタシステムでの運用に対応しています。JP1/IM - Managerをクラスタ運用することにより,サーバ障害などが発生した場合でも実行系から待機系に処理を引き継いで,システム運用管理を継続することができます。
なお,クラスタシステムとは,これまでJP1のマニュアルで「系切り替えシステム」と呼ばれていたものと同じです。
クラスタシステムでJP1/IM - Managerを運用する場合は,次のような構成で運用します。
図13-1 クラスタシステムでのJP1/IMの構成例
ここでは,JP1/IM - Managerのクラスタシステムでの運用について,クラスタシステムの概要からJP1/IM - Managerの機能について順に説明します。
- 注意
- JP1/IM - Managerをクラスタ運用する場合,JP1/IM - ManagerとJP1/Baseを同じ論理ホスト環境で実行する必要があります。
JP1/Baseのクラスタ運用については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のクラスタシステムで運用する場合の設定に関する説明を参照してください。
- <この節の構成>
- 13.1.1 クラスタシステムの概要
- 13.1.2 クラスタ運用の前提条件
- 13.1.3 クラスタシステムでのJP1/IMの構成
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