JP1/Integrated Management - Manager システム構築・運用ガイド
自動アクション機能およびJP1/IM - Viewの[コマンド実行]画面からコマンドを実行するときのコマンド実行環境として,次の設定をします。
なお,次に示す設定の内,手順の1はバージョン7以前のJP1/Baseからバージョンアップしたときに,一度だけ実施する手順です。新規インストールの場合,手順2から実施してください。
- コマンド実行履歴ファイルをバージョン8用にするための設定
jcocmdconvコマンドを実行して,バージョン7以前に蓄積したコマンド実行履歴を,バージョン8用のコマンド実行履歴ファイルに移行します。
コマンド実行履歴の移行については,次を参照してください。
参照先:「7.2.3 バージョン7のJP1/Baseからのバージョンアップについて」
参照先:「7.2.6 バージョン6のJP1/Baseからのバージョンアップについて」
- コマンド実行環境の設定
jcocmddefコマンドを実行して,コマンド実行環境を設定します。
コマンド同時実行数の調整をすることを推奨します。この場合は,次のようにコマンドを実行します。
- (例)コマンド同時実行数を3にする場合
- jcocmddef -execnum 3
- 環境変数ファイルの作成
コマンド実行の時に環境変数ファイルを使用する場合は,ファイルを作成します。
- ホストグループの定義
必要に応じて,ホストグループ(同時に複数のホストにコマンド実行を指示するためのグループ)を定義します。
なお,コマンド実行環境については,次の説明を参照してください。
- コマンド実行環境について
- jcocmdconvコマンドについて
参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager リファレンス jcocmdconv」(2. コマンド)
- jcocmddefコマンドについて
参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager リファレンス jcocmddef」(2. コマンド)
- 環境変数ファイルの作成について
参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager リファレンス 環境変数ファイル」(3. 定義ファイル)
- ホストグループの定義について
参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager リファレンス ホストグループ定義ファイル」(3. 定義ファイル)
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