JP1/Integrated Management - Manager システム構築・運用ガイド

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9.4.7 コマンド実行環境の設定

自動アクション機能およびJP1/IM - Viewの[コマンド実行]画面からコマンドを実行するときのコマンド実行環境として,次の設定をします。

なお,次に示す設定の内,手順の1はバージョン7以前のJP1/Baseからバージョンアップしたときに,一度だけ実施する手順です。新規インストールの場合,手順2から実施してください。

  1. コマンド実行履歴ファイルをバージョン8用にするための設定
    jcocmdconvコマンドを実行して,バージョン7以前に蓄積したコマンド実行履歴を,バージョン8用のコマンド実行履歴ファイルに移行します。
    コマンド実行履歴の移行については,次を参照してください。
    参照先:「7.2.3 バージョン7のJP1/Baseからのバージョンアップについて
    参照先:「7.2.6 バージョン6のJP1/Baseからのバージョンアップについて
  2. コマンド実行環境の設定
    jcocmddefコマンドを実行して,コマンド実行環境を設定します。
    コマンド同時実行数の調整をすることを推奨します。この場合は,次のようにコマンドを実行します。

    (例)コマンド同時実行数を3にする場合
    jcocmddef -execnum 3
  3. 環境変数ファイルの作成
    コマンド実行の時に環境変数ファイルを使用する場合は,ファイルを作成します。
  4. ホストグループの定義
    必要に応じて,ホストグループ(同時に複数のホストにコマンド実行を指示するためのグループ)を定義します。

なお,コマンド実行環境については,次の説明を参照してください。

コマンド実行環境について
  • jcocmdconvコマンドについて
    参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager リファレンス jcocmdconv」(2. コマンド)
  • jcocmddefコマンドについて
    参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager リファレンス jcocmddef」(2. コマンド)
  • 環境変数ファイルの作成について
    参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager リファレンス 環境変数ファイル」(3. 定義ファイル)
  • ホストグループの定義について
    参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager リファレンス ホストグループ定義ファイル」(3. 定義ファイル)

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