JP1/Integrated Management - Manager システム構築・運用ガイド
JP1/IMでは,WWWブラウザーを使ってJP1イベントを監視することもできます。この場合,ビューアーホストにJP1/IM - Viewは不要です。
ただし,WWWブラウザーを使う場合,次の制限があります。
- JP1/IM - Manager(JP1/IM - Central Scope)に接続できません。
- [コマンド実行]画面や[統合機能メニュー]画面など,使用できない画面があります。また,モニター起動やイベント一覧情報の保管(CSV出力)ができないなど,操作にも制限があります。詳細は,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager リファレンス 1. 画面」を参照してください。
- 制限値が一部異なります。「付録D 制限値一覧」を参照してください。
- HP-UX(IPF)版JP1/IM - Managerは,WWWページ版のJP1/IM - Viewをサポートしていません。このため,HP-UX(IPF)版JP1/IM - Managerに対し,WWWブラウザーを使ってJP1イベントを監視することはできません。
システム構成例を次に示します。
図7-5 WWWブラウザーでJP1イベントを監視する場合の構成例
各ホストで必要なプログラムを次に示します。
- マネージャーホスト
- JP1/IM - Manager
- JP1/Base
- HTTPサーバ
- エージェントホスト
- JP1/Base
- JP1シリーズのプログラム,業務プログラムなど
- ビューアーホスト
- WWWブラウザー
WWWブラウザーを使ってJP1イベントを監視するには,JREとそれに同梱されているプラグインが必要です。詳細は,JP1/IM - Managerのリリースノートを参照してください。
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