JP1/Integrated Management - Manager システム構築・運用ガイド

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3.8.1 ファイアウォール対応

JP1/IM,JP1/Baseは,ファイアウォール環境でもファイアウォールの設定をすることで運用できます。パケットフィルタリング型,NAT(スタティックモード)型のファイアウォール環境で使用できます。なお,JP1/IM,JP1/Baseが使用するポート番号は,各マニュアルの付録に記載があるので,それを参考に設定してください。また,次のような注意事項があるので,設定する際はこの点にも注意してください。

注意事項
  • マネージャー・エージェント間の通信は,JP1/IMのシステム構成に従って行われる通信と対象ホストと直接やり取りする直接通信の2種類があります(「3.7.3 JP1/IMのシステム環境で行う通信」を参照)。このため,ファイアウォールの設定もそれぞれの通信に対応した設定をする必要があります。
  • JP1/IM,JP1/Baseは,自ホスト内の通信でもポートを使用しています。ファイアウォールのホストでJP1/IM,JP1/Baseを使用する場合,自ホスト内の通信については,JP1/IM,JP1/Baseが使うすべてのポートを通過できるよう設定する必要があります。

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