Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド

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付録E.4 稼働ログのフォーマット

出力された稼働ログファイルで,クライアントの利用状況を集計できます。稼働ログファイルはCSV形式で出力されるので,集計には市販の表計算ソフトをご利用ください。

注意
サーバを稼働中にこのファイルを参照すると,サーバのログ書き込み処理に失敗することがあります。このログファイルを使用する場合は,必ずサーバを停止し,ログファイルをコピーしてから参照するようにしてください。
なお,Scheduler Server/Facilities Managerの稼働ログは,Serverにアクセス要求されたものをすべて出力しています。

ログファイル格納場所
  • Groupmax Scheduler Serverのログファイル
    <インストールディレクトリ>\log\LOGSV.csv
  • Groupmax Facilities Managerのログファイル
    <インストールディレクトリ>\log\LOGRMSV.csv
注※
<インストールディレクトリ>のデフォルトは,C:\Groupmax\apposvです。

フォーマット
ログファイルのフォーマット及び出力内容を次に示します。各内容は,「,」で区切られています。1レコードは,改行コードも合わせて45〜46バイトです。
日付,時間,処理実行ユーザID,処理対象ユーザID又はファイル名,処理種別
日付
YYYY/MM/DDの形式(西暦)(10バイト)
時間
HH:MM:SSの形式(8バイト)
処理実行ユーザID
アクセスしたユーザID(10バイト)
処理対象ユーザID
処理実行ユーザが対象とするユーザID又はファイル名(10バイト)
処理種別
表E-4及び表E-5に示します。

表E-4 Scheduler Server/Facilities Manager共通の処理種別

項番 処理種別 内容
1 l ログイン
2 r 他者への予約
3 re 他者へのイベント予約
4 a 予約回答
5 x 予約削除
6 w 自スケジュール登録
7 we 自イベント登録
8 d 自スケジュール削除
9 c スケジュール複写
10 ce イベント複写
11 t スケジュール期間読み出し
12 o スケジュール詳細読み出し
13 z スケジュール期間詳細読み出し
14 s 受信・発信リスト読み出し
15 s2 受信・発信リスト読み出し
16 h 個人休日の設定
17 tw タスク登録
18 td タスク削除
19 tc タスク完了
20 tx 完了タスク一括削除
21 cw タスク連絡先登録
22 cd タスク連絡先削除
23 tf 空き時間検索
24 kf キーワード検索
25 pc パスワード変更
26 uf ユーザ検索
27 p 拡張スケジュール登録
28 j 拡張スケジュール読み出し
29 g Gateway処理
30 k サーバ停止
31 ? その他の処理

注※
稼働中バックアップコマンドを実行すると,ログファイル(LOGSV.csv,LOGRMSV.csv)に,「?」の処理種別が出力されます。また,このとき,ログファイルに出力される処理実行ユーザIDと処理対象ユーザIDは空白となります。詳細は,稼働中バックアップ機能の取扱説明書を参照してください。

表E-5 Facilities Manager固有の処理種別

項番 処理種別 内容
1 rt スケジュール期間読み出し
2 ro スケジュール詳細読み出し
3 rw スケジュール登録
4 rd スケジュール削除
5 rc スケジュール複写
6 rr 予約実行
7 rx 予約削除
8 ra 予約回答
9 ri 情報登録
10 rf 設備・空き時間検索
11 rz スケジュール期間詳細読み出し
12 rm 予約変更
13 kr キーワード検索
14 rp 拡張スケジュール登録
15 rj 拡張スケジュール読み出し

表E-6  DBモードで追加された処理種別

項番 処理種別 内容
1 ua ユーザ単位アクセス権設定
2 ls 国際化対応クライアントの環境設定