Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド

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付録D 他システムとのゲートウェイ接続を異なるポート番号で運用する場合

デフォルトでは自システムのゲートウェイホストと他システムのゲートウェイホストは,各システムのScheduler Serverで設定しているポート番号(サービス名ikisaki)を使用して通信します。したがって,デフォルトの状態で自システムと他システム間でゲートウェイ接続をする場合,自システムで設定しているポート番号と,他システムで設定しているポート番号を同一にする必要があります。

ここでは,ファイルモードで自システムと他システムで設定しているポート番号が異なっている場合に,自システムと他システム間でゲートウェイ接続をする設定方法について述べます。

次の手順では,システムAではポート番号を20013,システムBではポート番号を40000で運用している場合に,システムAとシステムBのゲートウェイ接続に関する設定について述べます。

システムAでの設定:
  1. 管理ツールから「管理データの取得」を選択してください。
  2. [オプション]−[DNSホスト名]メニューを選択してください。
  3. DNSホスト名入力エリアに,システムBのホスト名+「:」+40000を入力してください。
    例) HOSTB:40000
    既にシステムBのホスト名を登録済みの場合は,システムBのホスト名を削除してから登録してください。
    また,既にシステムAとシステムBのゲートウェイ接続に関する設定をしている場合,ゲートウェイ接続に関する設定を削除してください。
  4. 以後の作業は「6.1.5 他システムとゲートウェイ接続する場合」に従って,設定してください。この時,管理ツールの「テーブルの登録・変更・参照」ウィンドウの「他システムのG/Wホスト名」には,一覧から「HOSTB:40000」を選択してください。

システムBでの設定:
  1. 管理ツールから「管理データの取得」を選択してください。
  2. [オプション]−[DNSホスト名]メニューを選択してください。
  3. DNSホスト名入力エリアに,システムAのホスト名+「:」+20013を入力してください。
    例) HOSTA:20013
    既にシステムAのホスト名を登録済みの場合は,システムAのホスト名を削除してから登録してください。
    また,既にシステムAとシステムBのゲートウェイ接続に関する設定をしている場合,ゲートウェイ接続に関する設定を削除してください。
  4. 以後の作業は「6.1.5 他システムとゲートウェイ接続する場合」に従って,設定してください。この時,管理ツールの「テーブルの登録・変更・参照」ウィンドウの「他システムのG/Wホスト名」には,一覧から「HOSTA:20013」を選択してください。

同一ポート番号の運用を,異なるポート番号に変更して運用する場合,次の注意事項があります。

注意
これまでに他システムのユーザから受けた予約スケジュールは回答できません。ただし,設定変更後の予約スケジュールは,通常どおり回答できます。