Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

13.3.1 KSFgで始まるメッセージ

メッセージIDが「KSFg」で始まるメッセージを次の表に示します。

表13-3 運用コマンド共通のメッセージ(KSFgで始まるメッセージ)

項番 メッセージID メッセージ 対処
1 KSFg00001-E ファイル(XXXX)のオープンに失敗しました。errno=YYYY XXXXはファイル名,YYYYは詳細エラーコードです。
  1. XXXXの所有者,アクセス権を確認してください。
  2. 他のコマンドを同時に実行していないか確認してください。
  3. Scheduler Server,Facilities Managerへのアクセスが混雑しているおそれがあります。しばらくしてから再実行してください。
2 KSFg00002-E 設定値(XXXX)の読み込みに失敗しました。 XXXXはAppoSV.iniに設定するパラメタ名です。AppoSV.iniの読み込みに失敗しました。直前に出力されているエラーメッセージを参照して,エラーの原因を取り除き,再実行してください。AppoSV.iniの設定内容については,「3.2.6 AppoSV.iniファイルの設定値一覧」を参照してください。
3 KSFg00003-E Address API (XXXX) の実行に失敗しました。num=YYYY, rc=ZZZZ, result=WWWW XXXXはAPI名,YYYYはリトライ回数,ZZZZはAPIリターンコード,WWWWは詳細エラーコードです。
  1. Address Serverが起動しているか確認してください。
  2. Address Serverが込み合っているおそれがあります。しばらくしてから再実行してください。
4 KSFg00004-E メモリの確保に失敗しました。errno=XXXX XXXXは詳細エラーコードです。
システムのメモリが不足しています。しばらくしてから再実行してください。
5 KSFg00005-E ファイル(XXXX)の情報取得に失敗しました。errno=YYYY XXXXはファイル名,YYYYは詳細エラーコードです。
  1. XXXXの所有者,アクセス権を確認してください。
  2. 他のコマンドを同時に実行していないか確認してください。
  3. Scheduler Server,Facilities Managerへのアクセスが混雑しているおそれがあります。しばらくしてから再実行してください。
6 KSFg00006-E ファイル(XXXX)の書き込みに失敗しました。errno=YYYY XXXXはファイル名,YYYYは詳細エラーコードです。ファイルの書き込みに失敗しました。
7 KSFg00007-E ファイル(XXXX)の読み込みに失敗しました。errno=YYYY XXXXはファイル名,YYYYは詳細エラーコードです。ファイルの読み込みに失敗しました。
8 KSFg00008-E 設定値(XXXX)の書き込みに失敗しました。func=YYYY,errno=ZZZZ XXXXはパラメタ名,YYYYはエラーが発生した関数名,ZZZZは詳細エラーコードです。
レジストリへの値の書き込みに失敗しました。
9 KSFg00009-E XXXXの更新日時の取得に失敗しました。errno=YYYY XXXXはファイル名,YYYYは詳細エラーコードです。
次の要因が考えられます。要因を取り除いてから再実行してください。
  1. XXXXに表示されたファイルがあるか確認してください。
    ファイルがない場合や,Address連携を利用している場合は,ユーザ情報再作成を実行してください。Address連携を利用していない場合は,以前のバックアップから復旧させてください。
  2. XXXXに表示されたファイルのアクセス権があるか確認してください。
    アクセス権がない場合は,Scheduler Server,及びコマンドの実行ユーザに対してアクセス権を与えてください。

要因が1.に該当し,かつAddress連携を利用している場合,このメッセージを出力した処理が変更通知情報の取得(indxgetコマンド)であれば,ユーザ情報再作成後の再実行は不要です。
10 KSFg00010-W XXXXの更新日時の設定に失敗しました。errno=YYYY XXXXはファイル名,YYYYは詳細エラーコードです。
次の要因が考えられます。要因を取り除いてから再実行してください。
  1. XXXXに表示されたファイルがあるか確認してください。
    ファイルがない場合や,Address連携を利用している場合は,ユーザ情報再作成を実行してください。Address連携を利用していない場合は,以前のバックアップから復旧させてください。
  2. XXXXに表示されたファイルのアクセス権があるか確認してください。
    アクセス権がない場合は,Scheduler Server,及びコマンドの実行ユーザに対してアクセス権を与えてください。
  3. XXXXに表示されたファイルを別のプログラムで排他モードでオープンしていないか確認してください。
    オープンしている場合は,次回以降はクローズしてから実行してください。
  4. 他のコマンドが同時に実行されていなかったか確認してください。
    複数のコマンドは同時に実行しないでください。
このメッセージが表示された場合,オンメモリ化対象ファイルの更新がサーバに反映されないで,次の現象が発生する場合があります。
  • 更新したユーザがログインできない
  • 更新したユーザで他人のスケジュールを参照できない
  • 更新したユーザで他人のスケジュールを予約できない
上記現象が発生した場合は,Scheduler Server,Facilities Managerサービスを再起動してください。
11 KSFg01000-W AppoSV.iniのXXXXに不正な値が設定されたため,デフォルト値YYYYで動作します。 XXXXはAppoSV.iniの設定パラメタ,YYYYはXXXXに設定されるデフォルト値です。
AppoSV.iniのXXXXに指定した値が正しいか確認してください。AppoSV.iniの設定内容については,「3.2.6 AppoSV.iniファイルの設定値一覧」を参照してください。
12 KSFg01001-W AppoSV.iniのXXXXに不正な値が設定されたため,デフォルト値YYYYで動作します。 XXXXはAppoSV.iniの設定パラメタ,YYYYはXXXXに設定されるデフォルト値です。
AppoSV.iniのXXXXに指定した値が正しいか確認してください。AppoSV.iniの設定内容については,「3.2.6 AppoSV.iniファイルの設定値一覧」を参照してください。