Scheduler Serverが提供するバッチ共通定義ファイル（sch_bat_common.ini）には，HiRDBの環境変数が記述されています。管理ツールコマンドを実行する前に，バッチ共通定義ファイルの環境変数の値を編集してください。HiRDBの環境変数の定義方法については，マニュアル「HiRDB UAP開発ガイド」を参照してください。

バッチ共通定義ファイルの格納場所は次のとおりです。

＜Scheduler Serverインストールフォルダ＞\batch\sch_bat_common.ini

• バッチ共通定義ファイルに指定するHiRDBの環境変数
  

  環境変数	デフォルト値	設定する内容
  SCH_BAT_PDSQLPATH	"C:\Program Files\HITACHI\PDSQL"	HiRDB SQL Executerのインストールフォルダ
  PDUSER	GMXSSV/GMXSSV	「4.7　DBユーザの作成」で指定した認可識別子及びパスワード
  PDHOST	127.0.0.1	接続するHiRDBマシンのホスト名又はIPアドレス
  PDNAMEPORT	22200	HiRDBマシンのポート番号

• バッチ共通定義ファイルのフォーマット
  

  環境変数名=値[改行] #環境変数名=値[改行] 　　　　　:

  「#」で始まる行はコメント行になります。
  
• バッチ共通定義ファイルの定義例
  

  SCH_BAT_PDSQLPATH="C:\Program Files\HITACHI\PDSQL" PDUSER=GMXSSV/GMXSSV PDHOST=127.0.0.1 PDNAMEPORT=22200