Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド

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11.1.3 コマンドの指定方法

運用コマンド及び管理ツールコマンドの説明で使用する文法記号と,コマンド指定時の注意事項を次に示します。

<この項の構成>
(1) コマンドの書式説明で使用する記号
(2) コマンドの指定規則

(1) コマンドの書式説明で使用する記号

この章のコマンドの書式説明で使用する記号の意味は次のとおりです。

表11-3 コマンドの書式説明で使用する記号

記号 意味
|(ストローク) 複数の項目に対し,項目間の区切りを示し,「又は」の意味を示す。

(例)
A|B|C は,「A,B又はC」を示す。
{ }(波括弧) この記号で囲まれている複数の項目の中から,必ず一組の項目を選択する。項目の区切りは|で示す。

(例)
{A|B|C}は,「A,B又はCのどれかを指定する」ことを示す。
[ ](角括弧) この記号で囲まれている項目は任意に指定できる(省略してもよい)。複数の項目が記述されている場合には,すべてを省略するか,どれか一つを選択する。

(例)
[A]は,「何も指定しない」か「Aを指定する」ことを示す。
[B|C]は,「何も指定しない」か「B又はCを指定する」ことを示す。
…(点線) この記号の直前に示す項目を繰り返し複数個指定できることを示す。

(例)
A,B,B,…は,「Aの後ろにBを必要個数だけ指定する」ことを示す。

(2) コマンドの指定規則

コマンドの指定規則を次に示します。なお,管理ツールコマンド独自の指定規則については,「11.4.2 管理ツールコマンドを実行する際の注意事項」を参照してください。