Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド
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10.7 その他の注意事項
その他の注意事項を次に示します。
- サーバのポート番号(ikisaki,appoman,appoarea,roommanの番号)を変更した場合,サーバ及び管理ツールサーバのサービス(Groupmax Scheduler Server,Groupmax Scheduler Server Tool,Groupmax Facilities Manager,及びGroupmax Facilities Manager Tool)を再起動してください。
- 2037年までスケジュール登録ができます。2038年以降の動作は保証しません。
- Scheduler Server,Facilities Manager Version 7と同一マシンに,Groupmaxのほかのアプリケーションをインストールして連携する場合には,Groupmaxのほかのアプリケーションは,Version 6以降をインストールしてください。
- Groupmax統合運転席機能を使用してGroupmaxサーバを運用管理している場合,Scheduler Server,Facilities Managerのインストールやバージョンアップは,該当するサーバマシン上のGroupmax System Agent - TCP/IPを停止した後に実行してください。
- 不要スケジュールの削除時には,ユーザが一人も登録されていない場合,削除処理は実行されません。これは,システムが異常時に,誤ってユーザが一人もいないと判断し,全ユーザのスケジュールを削除するのを防止するためです。全ユーザのスケジュール削除を目的とする場合,エクスプローラなどを使用して,スケジュール格納ディレクトリ下のフォルダを手動で削除してください。
- 次のディレクトリの下にはファイルを作成しないでください。
<インストールディレクトリ>\etc
<インストールディレクトリ>\log
<インストールディレクトリ>\room
また,<インストールディレクトリ>\logディレクトリは削除しないでください。削除すると,サーバは正常に動作しなくなります。もし,削除してしまった場合は,次のディレクトリを作成してください。
<インストールディレクトリ>\log
<インストールディレクトリ>\log\tmp
<インストールディレクトリ>\log\Uxpl
<インストールディレクトリ>\log\agent
- OSのシャットダウン時でのサービスの強制終了までの時間について,OSのデフォルト値よりも短く設定しないでください。短く設定するとScheduler Server,Facilities Managerのサービスを正常に終了できない場合があります。
- Scheduler Server,Facilities Managerに登録できるデータの文字コードは次のとおりです。
- ファイルモードの場合:Shift-JIS
- DBモードの場合:UTF-8
そのほかの文字コードを登録すると,クライアントの表示で文字化けが発生します。なお,DBモードの場合でも,UTF-8に対応していないクライアントを使用している場合は,Shift-JIS以外の文字は表示できません。
- 不要スケジュール削除機能の手動実行又は自動実行で,次の条件を満たす場合には,該当するユーザID(又は施設ID)のスケジュールは削除されません。
- ユーザID(又は施設ID)とスケジュール格納ディレクトリ名の文字列が,アルファベットの大文字と小文字だけ異なる場合。
以下に例を示します。
例1:ユーザID(又は施設ID)が「abc」で,スケジュール格納ディレクトリが「ABC」の場合。
例2:ユーザID(又は施設ID)が「Abc」で,スケジュール格納ディレクトリが「ABC」の場合。
サーバマシンの移行などでディレクトリをコピーした場合に,大文字と小文字が変化することがありますので,注意してください。
- 移行作業やバックアップ作業などScheduler Server又はFacilities Managerが管理しているファイル及びディレクトリを取り扱う場合は,ファイル又はディレクトリの属性が「読み取り専用」にならないよう注意してください。
また,ファイル及びディレクトリが「読み取り専用」属性に設定されている場合,正常にファイルを更新できないため「読み取り専用」属性を解除してください。
- 区分数の拡張に未対応のクライアント製品で,11番目以降の区分が設定されているスケジュールを参照する場合,1番目の区分の名前及び色で表示されます。また,このスケジュールに対して,次の操作を行った場合には,1番目の区分で再登録されます。
- スケジュールを変更する。
- 予約スケジュールに回答する。
- 未読スケジュールの詳細画面を表示する。
- Groupmax Scheduler Server Version 2.0 02-30からサポートした参照拒否権限,及び予約権限を設定した場合,利用するクライアントのバージョンによっては動作が次のように異なります。
| クライアントのバージョン |
動作 |
| 01-02以前の場合 |
- 参照拒否権限が設定されているメンバを参照しようとすると,ダミースケジュール※が表示されます(週間スケジュール上では略記は表示されません)。
- 予約権限が設定されているメンバに予約しようとすると,エラーメッセージ「・・に予約できませんでした。」が表示され,予約できません。
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| 01-10〜02-20の場合 |
- 参照拒否権限が設定されているメンバを参照しようとすると,ダミースケジュール※が表示されます。
- 予約権限が設定されているメンバに予約しようとすると,エラーメッセージ「・・に予約できませんでした。」が表示され,予約できません。
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| 02-30以降の場合 |
- 参照拒否権限が設定されているメンバを参照しようとすると,メンバ選択画面から直接選択した場合は,「・・には参照拒否権限が設定されています。」のメッセージが出力され,選択できません。
グループ選択から選択した場合,又は終了時保存をしている場合で起動時のウィンドウに参照拒否権限が設定されているメンバが存在するとき,タイトルバーに「参照拒否」と表示されるか,又はそのメンバのボタンが淡色表示されます。
- 予約権限が設定されているメンバに予約しようとすると,エラーメッセージ「予約権限がありません。」が表示され,予約できません。
|
- 注※
- ダミースケジュールは,0:00〜24:00のスケジュールで,行先,用件,メモには「※参照拒否権限が設定されています。」と表示されます。また,行先区分は管理ツール上で1に設定された色,略記には「※拒否」が設定されます。
- Groupmax Scheduler Client - PDA Option Version 6を利用する場合,設定する同期期間は,Scheduler Serverの運用期間内(過去1年,今年,翌1年の計3年間)になるようにしてください。
- GroupAppomouse Clientを使用する場合は,01-20以降の製品を使用してください。また,Groupmax Scheduler Client Version 2.0を使用する場合は,02-31以降の製品を使用してください。
- DBモードでの運用中に,誤ってグローバルモードの設定がされていないCollaboration - Scheduleからアクセスされても,エラーは返しませんが,動作は保証しません。
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