構築するシステムの規模が5,000人規模又は30,000人規模の場合，グローバルバッファの設定のサンプルファイルを利用できます。システム共通定義ファイルpdsysに，サンプルファイルの内容を追記してください。

サンプルファイル格納場所は次のとおりです。

• サンプルファイルの格納フォルダ
  ＜Scheduler Serverインストールディレクトリ＞\sample
  
• サンプルファイル名
  gmxssv_buffer_case1.txt：モデルケース1用グローバルバッファ設定ファイル
  gmxssv_buffer_case2.txt：モデルケース2用グローバルバッファ設定ファイル
  

サンプルファイルを使用する場合は，次に示す容量が必要になります。

• モデルケース1：約600MB
• モデルケース2：約2GB

グローバルバッファは，運用するマシンのスペック及び運用後の必要性に応じてチューニングしてください。チューニングの方法については，マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。

グローバルバッファのチューニング方針を次に示します。

＜この節の構成＞

4.11.1　アクセス権判定に利用するテーブル及びインデクスの場合

4.11.2　参照頻度が高いが格納ページ数が多いテーブル及びインデクスの場合

4.11.3　ログイン時に参照されるテーブル