Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド
この項ではメモリキャッシュ機能について説明します。なお,DBモードの場合はデータをHiRDBに格納するため,メモリキャッシュ機能の設定は不要です。
ファイルに格納している一部のデータを,メモリキャッシュに保持してサーバの処理を早くする機能です。
表3-9 メモリキャッシュに保持するファイルの一覧
| 項番 | ファイル名 | ファイルの概要 |
|---|---|---|
| 1 | IDINDX.idx | ユーザIDと組織IDを対応付けるファイル |
| 2 | KENNIN.log | 兼任ユーザの一覧ファイル |
| 3 | ORGGROUP.tbl | 組織グループによるセキュリティ設定で使用する組織グループファイル |
| 4 | ORGGROFF.tbl | 組織グループによるセキュリティ設定で使用する特権ユーザ一覧ファイル |
メモリキャッシュ機能に関する設定情報を説明します。なお,この機能はサーバ単位で独立した機能であるため,サーバごとに異なる設定で使用することもできます。AppoSV.iniの設定内容については,「3.2.6 AppoSV.iniファイルの設定値一覧」を参照してください。
[Memory]<改行> SharedMemory=ON<改行> RetryInterval=300<改行>
メモリキャッシュ機能に関する設定手順を次に説明します。メモリキャッシュ機能を使用しない場合,及びリトライ間隔を変更したい場合は,この設定をしてください。
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