Replication Manager Software Application Agent CLI ユーザーズガイド

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7.11.2 アクティブメールボックスデータベースコピーをバックアップする

アクティブメールボックスデータベースコピーをバックアップする場合の運用例を示します。

  1. バックアップサーバ1で,Protection Managerサービスを起動します。
  2. データベースサーバ1で,正ボリュームから副ボリュームへVSSバックアップします。
    バックアップカタログに,新バックアップIDが登録されます。
    バックアップIDは,未使用のID「0000000001」が付与されます。
    バックアップカタログが,バックアップサーバ1へインポートされます。
    PROMPT> drmexgbackup -mode vss -s バックアップサーバ1 -auto_import
    KAVX0001-I drmexgbackupコマンドを開始します。
    KAVX0256-I Protection Managerサービスに接続します。
                 ホスト名 =バックアップサーバ1
    KAVX1600-I バックアップを開始します。
    KAVX5108-I コピーグループの再同期を実行します。
                 コピーグループ名 = EXG001,B001
    KAVX5108-I コピーグループの再同期を実行します。
                 コピーグループ名 = EXG001,B002
    KAVX1625-I バックアップサーバでデータベースを検証します。
                 インフォメーションストア名 = Mail01
                 ファイル容量 = 1000[MB]
    KAVX1611-I ベリファイ処理が成功しました。
    KAVX0040-I バックアップは以下の内容で取得されています。
                 バックアップID = 0000000001
    KAVX1601-I バックアップを完了しました。
    KAVX5156-I バックアップカタログをエクスポートします。
               ホスト名 = データベースサーバ1
               バックアップID = 0000000001
    KAVX5157-I バックアップカタログをエクスポートしました。
    KAVX5158-I バックアップカタログをインポートします。
               ホスト名 = バックアップサーバ1
    KAVX5159-I バックアップカタログをインポートしました。
               ディクショナリマップファイルパス = C:\Program Files (x86)\HITACHI\DRM\db
               インポートされたバックアップID = 0000000001
    KAVX0257-I Protection Managerサービスとの接続状態を切断します。
               ホスト名 = バックアップサーバ1
    KAVX0002-I drmexgbackupコマンドを終了します。
    PROMPT>
  3. データベースサーバ1で,バックアップの実行結果を確認します。
    PROMPT> drmexgcat
    STORAGEGROUP: /EXCHANGE
    BACKUP-ID: 0000000001  BACKUP-MODE: VSS  STORAGEGROUP: /EXCHANGE  ORIGINAL-ID: 0000000001
    START-TIME: 2010/01/01 11:00:00  END-TIME: 2010/01/01 11:30:00  HOSTNAME: EXG_SRV1
    T OBJECT         INFORMATIONSTORE   FILE                      FS   DG   DEVICE       COPY-GROUP    
    M MAILBOXSTORE   Mail1              D:\Mail1\mail.edb         D:   -    Harddisk2    EXG001,B001   
    - -              -                  -                         -    -    -            EXG001,B001   
    T TRANSACT       Mail1              E:\Mail1\E01*.log         E:   -    Harddisk3    EXG001,B002   
    - -              -                  -                         -    -    -            EXG001,B002   
    C CHECKPOINT     Mail1              E:\Mail1\Mail2\E01.chk    E:   -    Harddisk3    EXG001,B002   
    - -              -                  -                         -    -    -            EXG001,B002   
    PROMPT>
  4. バックアップサーバ1で,インポートされたバックアップカタログ情報を確認します。
    PROMPT> drmexgcat
    STORAGEGROUP: /EXCHANGE
    BACKUP-ID: 0000000001  BACKUP-MODE: VSS  STORAGEGROUP: /EXCHANGE  ORIGINAL-ID: 0000000001
    START-TIME: 2010/01/01 11:00:00  END-TIME: 2010/01/01 11:30:00  HOSTNAME: EXG_SRV1
    T OBJECT         INFORMATIONSTORE   FILE                      FS   DG   DEVICE       COPY-GROUP    
    M MAILBOXSTORE   Mail1              D:\Mail1\mail.edb         D:   -    Harddisk2    EXG001,B001   
    - -              -                  -                         -    -    -            EXG001,B001   
    T TRANSACT       Mail1              E:\Mail1\E01*.log         E:   -    Harddisk3    EXG001,B002   
    - -              -                  -                         -    -    -            EXG001,B002   
    C CHECKPOINT     Mail1              E:\Mail1\Mail2\E01.chk    E:   -    Harddisk3    EXG001,B002   
    - -              -                  -                         -    -    -            EXG001,B002   
    PROMPT>
  5. バックアップサーバ1で,バックアップデータが格納されている副ボリュームをマウントします。
    インポートによって付与されたバックアップID「0000000001」を指定して,副ボリューム をマウントします。
    PROMPT> drmmount 0000000001 -mount_pt W:
    KAVX0001-I drmmountコマンドを開始します。
    KAVX0400-I マウントを開始します。
               マウントポイント = W:
    KAVX0401-I マウントを完了しました。
               マウントポイント = W:
    KAVX0400-I マウントを開始します。
               マウントポイント = X:
    KAVX0401-I マウントを完了しました。
               マウントポイント = X:
    KAVX0002-I drmmountコマンドを終了します。
    PROMPT>
  6. バックアップサーバ1で,バックアップデータが格納されている副ボリュームをテープ装置へ バックアップします。
    バックアップカタログに,新バックアップID「0000000002」が登録されます。
    PROMPT> drmmediabackup 0000000001
    KAVX0001-I drmmediabackupコマンドを開始します。
    KAVX0402-I バックアップを開始します。
               バックアップの進行状況について詳しく確認する場合,バックアップ管理製品が提供する監視方法を使用し,確認してください。
               バックアップ元 = W:
    KAVX0402-I バックアップを開始します。
               バックアップの進行状況について詳しく確認する場合,バックアップ管理製品が提供する監視方法を使用し,確認してください。
               バックアップ元 = X:
    KAVX0403-I バックアップを完了しました。
               バックアップ元 = W:
    KAVX0403-I バックアップを完了しました。
               バックアップ元 = X:
    KAVX0040-I バックアップは以下の内容で取得されています。
               バックアップID = 0000000002
    KAVX0002-I drmmediabackupコマンドを終了します。
    PROMPT>
  7. バックアップサーバ1で,テープ装置へのバックアップが正常に完了したかを確認します。
    PROMPT> drmtapecat -backup_id 0000000002
    BACKUP-ID   BACKUP-OBJECT    SNAPSHOT TIME        EXPIRATION TIME      BACKUP-MEDIA
    0000000002  MSEXCHANGE       2010/01/01 12:00:00  2010/01/01 13:00:00  MEDIA1
    PROMPT>
  8. バックアップサーバ1で,バックアップデータが格納されている副ボリュームをアンマウントします。
    インポートによって付与されたバックアップID「0000000001」を指定して副ボリュームを アンマウントします。
    PROMPT> drmumount 0000000001
    KAVX0001-I drmumountコマンドを開始します。
    KAVX0406-I アンマウントを開始します。
               マウントポイント = W:
    KAVX0407-I アンマウントを完了しました。
               マウントポイント = W:
    KAVX0406-I アンマウントを開始します。
               マウントポイント = X:
    KAVX0407-I アンマウントを完了しました。
               マウントポイント = X:
    KAVX0002-I drmumountコマンドを終了します。
    PROMPT>

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