Replication Manager Software Application Agent CLI ユーザーズガイド
システム構成例を次に示します。
図7-18 DAG構成でバックアップおよびリストアする場合のシステム構成
前提条件を次に示します。
- テープ装置へ副ボリュームをバックアップするまでは,新たに正ボリュームをバックアップできない。
- 初期状態では,データベースサーバ1のディスクP1とディスクP2がアクティブメールボックスデータベースコピーとする。
- バックアップサーバには,NetBackupが導入され,テープライブラリ装置の構成は定義されている。
DAGのシステム構成について説明します。
- 正ボリュームは,NTFSでフォーマットされており,各ボリュームのドライブ文字は次のとおり設定されている。
ディスク番号 ドライブ文字 ディスクP1,ディスクP3 D: ディスクP2,ディスクP4 E: - 各ディスクには,次のオブジェクトを格納している。
ディスク番号 オブジェクト ディスクP1 アクティブメールボックスデータベースコピーMail01のデータベースファイル ディスクP2 アクティブメールボックスデータベースコピーMail01のトランザクションログファイル,チェックポイントファイル ディスクP3 パッシブメールボックスデータベースコピーMail01のデータベースファイル ディスクP4 パッシブメールボックスデータベースコピーMail01のトランザクションログファイル,チェックポイントファイル - 正ボリュームと副ボリュームは,データベースサーバとバックアップサーバでRAID Managerの構成定義ファイルにペアとして定義されている。
- 副ボリュームは通常マウントされていない。必要なときだけ,次のようにマウントする。
ディスク番号 ドライブ文字 ディスクS1(ディスクP1の副ボリューム) W: ディスクS2(ディスクP2の副ボリューム) X: ディスクS3(ディスクP3の副ボリューム) W: ディスクS4(ディスクP4の副ボリューム) X:
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