Replication Manager Software Application Agent CLI ユーザーズガイド
ストレージグループをリモートサイトにバックアップする例について説明します。ローカルサイトとリモートサイトの手順を分けて説明します。
- この項の構成
- (1) ローカルサイトでの操作
- (2) リモートサイトでの操作
- (3) ローカルサイトでの操作
- バックアップ対象となるボリュームと,世代識別名を確認します。
データベースサーバでdrmexgdisplayコマンドを実行します。DBServer > drmexgdisplay -cf STORAGEGROUP: STR1 T OBJECT INFORMATIONSTORE FILE FS DG DEVICE COPY-GROUP COPY-FUNC GEN-NAME M MAILBOXSTORE MAILBOX1(STR1) D:\STR1\priv1.edb D: - Harddisk1 SI01,EXG01 ShadowImage local_0 - - - - - - - SI01,EXG01 ShadowImage local_0 M MAILBOXSTORE MAILBOX1(STR1) D:\STR1\priv1.edb D: - Harddisk1 TC01,EXG11 TrueCopy remote_0 - - - - - - - TC01,EXG11 TrueCopy remote_0 T TRANSACT - E:\STR1\E00*.log E: - Harddisk2 SI02,EXG02 ShadowImage local_0 - - - - - - - SI02,EXG02 ShadowImage local_0 T TRANSACT - E:\STR1\E00*.log E: - Harddisk2 TC02,EXG12 TrueCopy remote_0 - - - - - - - TC02,EXG12 TrueCopy remote_0 C CHECKPOINT - E:\STR1\E00.chk E: - Harddisk2 SI02,EXG02 ShadowImage local_0 - - - - - - - SI02,EXG02 ShadowImage local_0 C CHECKPOINT - E:\STR1\E00.chk E: - Harddisk2 TC02,EXG12 TrueCopy remote_0 - - - - - - - TC02,EXG12 TrueCopy remote_0 DBServer >- データベースをリモートサイトの副ボリュームへバックアップします。
データベースをリモートサイトの副ボリュームへバックアップします。バックアップするには,データベースサーバでバックアップ先の世代識別名「remote_0」を指定して,EX_DRM_EXG_BACKUPを実行します。DBServer > EX_DRM_EXG_BACKUP Operation_A -rc remote_0- 正しくバックアップされていることを確認します。
データベースサーバでdrmexgcatコマンドを実行して,バックアップ情報を確認します。DBServer > drmexgcat STORAGEGROUP: STR1 BACKUP-ID:0000000001 BACKUP-MODE: VSS STORAGEGROUP: STR1 ORIGINAL-ID:0000000001 START-TIME:2007/08/05 10:00:00 END-TIME: 2007/08/05 10:01:00 HOSTNAME:DBServer T OBJECT INFORMATIONSTORE FILE FS DG DEVICE COPY-GROUP M MAILBOXSTORE MAILBOX1(STR1) D:\STR1\priv1.edb D: - Harddisk1 TC01,EXG11 - - - - - - - TC01,EXG11 T TRANSACT - E:\STR1\E00*.log E: - Harddisk2 TC02,EXG12 - - - - - - - TC02,EXG12 C CHECKPOINT - E:\STR1\E00.chk E: - Harddisk2 TC02,EXG12 - - - - - - - TC02,EXG12 DBServer >- バックアップ情報を一時ファイルへエクスポートします。
副ボリュームからテープへバックアップするために,正ボリュームから副ボリュームへのバックアップ操作に関する情報をバックアップサーバにコピーする必要があります。EX_DRM_DB_EXPORTを実行して,バックアップ操作に関する情報を一時ファイルへエクスポートします。一時ファイルは,データベースサーバの拡張コマンド用一時ディレクトリに格納されます。DBServer > EX_DRM_DB_EXPORT Operation_A- 一時ファイルをバックアップサーバへ転送します。
一時ファイルを一括してデータベースサーバからバックアップサーバへ転送します。一時ファイルは,バックアップサーバの拡張コマンド用一時ディレクトリに格納されます。DBServer > EX_DRM_FTP_PUT Operation_A -server BKServer -user admin -password passwordなお,この手順では,EX_DRM_FTP_PUTを使用しないで,TrueCopyまたはUniversal Replicatorのペア機能を使用して,データを転送することもできます。
- ローカルサイトのデータベースサーバから転送した一時ファイルをバックアップサーバのバックアップカタログへインポートします。
一時ファイルをインポートするには,バックアップサーバでEX_DRM_DB_IMPORTを実行します。BKServer > EX_DRM_DB_IMPORT Operation_A- 正しくインポートされていることを確認します。
バックアップサーバでdrmexgcatコマンドを実行して,正ボリュームから副ボリュームへのバックアップを実行した日付のバックアップ情報がバックアップサーバにインポートされていることを確認します。BKServer > drmexgcat STORAGEGROUP: STR1 BACKUP-ID:0000000001 BACKUP-MODE: VSS STORAGEGROUP: STR1 ORIGINAL-ID:0000000001 START-TIME:2007/08/05 10:00:00 END-TIME: 2007/08/05 10:01:00 HOSTNAME:DBServer T OBJECT INFORMATIONSTORE FILE FS DG DEVICE COPY-GROUP M MAILBOXSTORE MAILBOX1(STR1) D:\STR1\priv1.edb D: - Harddisk1 TC01,EXG11 - - - - - - - TC01,EXG11 T TRANSACT - E:\STR1\E00*.log E: - Harddisk2 TC02,EXG12 - - - - - - - TC02,EXG12 C CHECKPOINT - E:\STR1\E00.chk E: - Harddisk2 TC02,EXG12 - - - - - - - TC02,EXG12 BKServer >- 副ボリュームのデータをテープへバックアップします。
バックアップするには,バックアップサーバでEX_DRM_TAPE_BACKUPを実行します。テープバックアップ用のマウントポイントとして「D:」ドライブを指定します。BKServer > EX_DRM_TAPE_BACKUP Operation_A -mount_pt D:この例では,バックアップを実行すると,このバックアップ操作に関する情報がバックアップカタログに新しいバックアップID「0000000002」で登録されます。- 正しくテープへバックアップされていることを確認します。
バックアップサーバでdrmtapecatコマンドを実行して,正ボリュームから副ボリュームへのバックアップを実行した日付のバックアップ情報があることを確認します。BKServer > drmtapecat 0000000002 BACKUP-ID BACKUP-OBJECT SNAPSHOT TIME EXPIRATION TIME BACKUP-MEDIA 0000000002 MSEXCHANGE 2007/08/05 10:00:00 2007/11/05 10:00:00 MEDIA1 BKServer >
- コピーグループを再同期します。
データベースサーバでEX_DRM_RESYNCを実行し,コピーグループを再同期します。DBServer > EX_DRM_RESYNC Operation_A
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