Replication Manager Software Application Agent CLI ユーザーズガイド

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3.3.2 プロセスの状態を確認するためのリトライ回数とリトライ間隔の設定

コールドバックアップやリストアする場合,Application Agentはバックアップまたはリストア対象のDBMS製品のサービスの起動または停止を実施しています。サービスを起動または停止する場合,プロセスの起動または停止の状態をリトライ処理で確認しています。プロセスの起動または停止の状態を確認するリトライ回数とリトライ間隔を変更したい場合,次のパラメーターを変更してください。

なお,クラスタ環境の場合,Application Agentはこのパラメーターを参照しないため,値を変更する必要はありません。

表3-4 init.confのパラメーター(プロセスの状態確認のリトライ回数とリトライ間隔)

パラメーター 説明 設定できる値
(デフォルト値)
SVC_RETRY_TIME
  • リトライ回数の最大値を設定します。通常は0以外の値を設定してください。バックアップ対象がExchangeデータベースの場合,サービスの開始時間はロールフォワードの処理時間に依存します。このため,Exchangeデータベースの場合は,この値はデフォルト値から変更しないでください。
  • 0を設定した場合,プロセスの状態が確認できるまでリトライし続けます。例えば,プロセスがエラー終了した場合,無期限にリトライします。
  • このパラメーターの設定を変更する場合,「SVC_RETRY_TIMEの設定値×SVC_RETRY_WAITの設定値」が,プロセスの起動または停止を完了するまでの時間よりも,十分に大きな値になるようにしてください。
0~3600
(0)
SVC_RETRY_WAIT プロセスの状態を確認するためのリトライ間隔の秒数を設定します。
通常はこの設定を変更する必要はありません。
0~3600
(1)

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