Replication Manager Software Application Agent CLI ユーザーズガイド
- SCC環境でのバックアップをサポートしています。
- バックアップは,クラスタの現用サーバで実行する必要があります。
- リモートコピーが定義されたディスクが,クラスタのディスクリソースとして登録されている必要があります。
- リモートコピーの正ボリュームが,現用サーバに接続されている必要があります。
- リモートコピーの副ボリュームが,待機サーバに接続されている必要があります。
- ローカルサイトとリモートサイトでバックアップを同時に実行する場合,ローカルサイトとリモートサイトで異なるバックアップサーバを使用する必要があります。
- ローカルサイトとリモートサイトの両方でProtection Managerサービスが起動している必要があります。
- VSSを使用したバックアップを実行する場合,リモートサイトのバックアップサーバにシステム環境変数VSHTCHORCMINST_REMOTEが設定されている必要があります。
- カスケード構成情報定義ファイルを作成する必要があります。カスケード構成情報定義ファイルの作成については,「3.10 カスケード構成情報定義ファイルの作成(バックアップ対象がExchangeデータベースの場合)」を参照してください。
- ディクショナリマップファイルおよびバックアップカタログは,ローカルサイトとリモートサイトで異なるディスクに格納する必要があります。また,このディスクは,仮想サーバがオンラインまたはオフラインに関係なくアクセスできる必要があります。
- ローカルサイトおよびリモートサイトで,ディクショナリマップファイルが最新の状態に更新されている必要があります。
- リモートコピーを管理するRAID Managerインスタンスが起動している必要があります。
- リモートコピーを管理するRAID Managerインスタンスが,Application Agentで管理するRAID Managerインスタンス(RAID Manager用連携定義ファイルのHORCMINSTパラメーターに指定したRAID Managerインスタンス)と同じ場合,ディクショナリマップファイルの更新後,ローカルサイトおよびリモートサイトで,リモートコピーのコピーグループをdrmcgctlコマンドを使ってロックしておく必要があります。
- バックアップを実行する前に,RAID Managerのコマンドを使用してリモートコピーのペア状態をPAIRにする必要があります。
- バックアップを実行する前に,ローカルサイトおよびリモートサイトのローカルコピーの副ボリュームを隠ぺい状態にしておく必要があります。
- バックアップ実行時には,環境変数DRM_HOSTNAMEにExchange仮想サーバ名を指定してください。
- ローカルサイトのバックアップが完了したあと,リモートサイトのバックアップが完了する前にエラーとなった場合,ローカルサイトのバックアップデータはリストアできません。
- リストアを実行する前に,RAID Managerのコマンドを使用してリモートコピーのペア状態をPSUS(SSUS)にする必要があります。
- リストア対象のバックアップデータは,リストアを実行するサイトで取得したバックアップデータだけです。異なるサイトで取得したバックアップデータはリストアできません。
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