Replication Manager Software Application Agent CLI ユーザーズガイド
- 1つのクラスタグループに,複数のExchangeリソースのインスタンスを登録しないでください。
- クラスタ環境でバックアップ時と異なる物理ノードでリストアする場合,バックアップ時と同じ共有ディスクを使用するExchange仮想サーバが動作している必要があります。遠隔地のリモートサイトなど,バックアップ時とは異なるディスクを使用するExchange仮想サーバに対して,Application Agentではリストアできません。
Veritas Cluster Server for Windowsを使用した場合
- バックアップ時,クラスタリソースグループのステータスがオンラインでなければなりません。オンラインでないと,バックアップコマンド(drmexgbackupまたはEX_DRM_EXG_BACKUPコマンド)はエラー終了します。
- レジストリレプリケーションデータの格納ファイルシステムは,Application Agentのバックアップ対象ではありません。必ずバックアップ対象とは異なるディスクグループまたは物理ディスクに配置してください。
- Application Agentでは,Veritas Cluster Server Enterprise Agent for Microsoft Exchangeを使用してExchangeサービスおよびExchangeプロトコルサービスを制御します。Veritas Cluster Server Enterprise Agent for Microsoft Exchangeが標準提供しているリソースタイプ「ExchService」および「ExchProtocol」については,名称を変更しないでデフォルトの名称で使用してください。Veritas Cluster Server Enterprise Agent for Microsoft ExchangeはVeritas Storage Foundationに同梱されています。
Microsoft Cluster ServiceまたはWindows Server Failover Clusteringを使用した場合
Exchange Server 2003およびExchange Server 2007の場合,次の点に注意してください。
- バックアップ時,クラスタリソースグループのうち,Exchange System AttendantリソースとExchange Information Storeリソースがオンラインでなければなりません。これらがオンラインでないと,バックアップコマンド(drmexgbackupまたはEX_DRM_EXG_BACKUPコマンド)はエラー終了します。
- VSSを使用する場合,操作対象のクラスタリソースとExchange Information Storeリソースとの関係が次の条件を満たす必要があります。
- Exchange Server 2003の場合
- 操作対象のクラスタリソースとExchange System Attendantリソースとの関係を除いて,クラスタリソースがオフラインになったときに,Exchange Information Storeリソースがオフラインになる設定をしないでください。
- Exchange Server 2007の場合
- 操作対象のクラスタリソースがオフラインになったときに,Exchange Information Storeリソースがオフラインになる設定をしないでください。
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