Replication Manager Software システム構成ガイド

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3.3.1 Windowsの場合

Windows環境でのReplication Managerへのアップグレード手順を次に示します。ここでは,Replication Monitorバージョン5.xからReplication Managerバージョン6.4へのアップグレード手順を例に説明します。

  1. AdministratorsグループのユーザーとしてWindowsにログオンします。
    重要
    以降,手順2~8の操作中にインストールを中止する場合は,[キャンセル]ボタンをクリックしてください。
  2. Replication Manager CD-ROMのCD-ROMを挿入します。
    インストーラーが自動的に起動し,[Hitachi Replication Manager 6.4.0(6.4.0-00)のインストールへようこそ(アップグレード)]ダイアログが表示されます。インストーラーが自動的に起動しない場合は,CD-ROMドライブのルートフォルダにあるsetup.exeを実行してください。
  3. [Hitachi Replication Manager 6.4.0(6.4.0-00)のインストールへようこそ(アップグレード)]ダイアログで,[次へ]ボタンをクリックします。
    次に示すように,Hitachi Command Suite製品のサービスが稼働中かどうかによって,表示されるダイアログが異なります。
    • サービスが稼働している場合,[Hitachi Storage Command Suite製品のサービスの停止]ダイアログが表示されます。手順4に進んでください。クラスタ構成の場合は,サービスを停止してから,再度インストールしてください。
    • すべてのサービスが停止している場合,[セットアップ状態の確認]ダイアログが表示されます。手順5に進んでください。
  4. [Hitachi Storage Command Suite製品のサービスの停止]ダイアログで,[次へ]ボタンをクリックします。
    Hitachi Command Suite製品のサービスが停止され,[セットアップ状態の確認]ダイアログが表示されます。
  5. [セットアップ状態の確認]ダイアログに表示された情報を確認します。
    次のどれかのセットアップメッセージが表示されます。
    • 非クラスタ構成:Hitachi Command Suite製品が非クラスタ構成でセットアップされています。
    • クラスタ構成(実行系ノード):Hitachi Command Suite製品がクラスタ構成の実行系ノードでセットアップされています。
    • クラスタ構成(待機系ノード):Hitachi Command Suite製品がクラスタ構成の待機系ノードでセットアップされています。
  6. [セットアップ状態の確認]ダイアログで[次へ]ボタンをクリックします。
    [データ退避先の設定]ダイアログが表示されます。
  7. [データ退避先の設定]ダイアログで,Replication Monitorデータを退避するフォルダを指定します。
  8. [データ退避先の設定]ダイアログで[次へ]ボタンをクリックします。
    [アンインストールの確認]ダイアログが表示されます。
  9. [アンインストールの確認]ダイアログで[次へ]ボタンをクリックします。
    Replication Monitorのアンインストーラーが別のダイアログで起動されます。
    重要
    [キャンセル]ボタンや,そのほかの強制終了の方法でアンインストールを中止しないでください。
  10. Replication Monitorをアンインストールします。
    Replication Monitorのアンインストール完了後,[Replication Monitorのアンインストール]ダイアログ(完了通知)が表示されます。
  11. [Replication Monitorのアンインストール]ダイアログ(完了通知)で,[次へ]ボタンをクリックします。
    [Replication Monitorのアンインストール]ダイアログ(結果通知)に,アンインストールの結果が表示されます。
  12. [Replication Monitorのアンインストール]ダイアログ(結果通知)で,[次へ]ボタンをクリックします。
    次に示すように,Hitachi Command Suite製品のセットアップ状態によって,表示されるダイアログが異なります。
    • 非クラスタ構成の場合,[インストール完了時のサービス起動の設定]ダイアログが表示されます。手順13に進んでください。
    • クラスタ構成の場合,[インストール前の確認]ダイアログが表示されます。このダイアログにはインストール先などのインストール情報が表示されます。手順15に進んでください。
  13. [インストール完了時のサービス起動の設定]ダイアログで,インストール完了後にHitachi Command Suite製品のサービスを起動するかどうかを選択します。
    インストール完了後にサービスを起動する場合は,[はい]を選択します。サービスを起動しない場合は[いいえ]を選択します。
  14. [インストール完了時のサービス起動の設定]ダイアログで,[次へ]ボタンをクリックします。
    [インストール前の確認]ダイアログが表示されます。
  15. [インストール前の確認]ダイアログに表示された情報を確認して,[実行]ボタンをクリックします。
    注意
    [実行]ボタンのクリック後は,[キャンセル]ボタンや,そのほかの強制終了の方法でアップグレードインストールを中止しないでください。処理を中止すると,ファイルが壊れるおそれがあります。
    インストールが開始され,進捗状況を示す幾つかのダイアログが表示されます。インストールに成功し,退避データが復元されると,[退避したデータの確認]ダイアログが表示されます。
  16. [退避したデータの確認]ダイアログで,退避したデータを削除するかどうかを選択します。
    退避したデータを削除する場合は[はい]を,データを削除しない場合は[いいえ]を選択します。
    重要
    退避したデータには,発生したエラーの原因特定に役立つReplication Monitorログが含まれています。アップグレードインストール後の動作に問題がないことが確認できるまでは,退避したデータを保存しておくことをお勧めします。
  17. [退避したデータの確認]ダイアログで[次へ]ボタンをクリックします。
    [インストールの完了]ダイアログが表示されます。
  18. [インストールの完了]ダイアログで,[完了]ボタンをクリックしてインストールを完了します。
  19. 構成情報の更新を実行します。
    ホストおよびストレージシステムの構成情報が取得されます。操作方法の詳細については,オンラインヘルプを参照してください。

JP1/IMと連携していた場合

Replication MonitorでJP1/IMと連携していた場合,アップグレードインストールしたあとに,連携を再設定する必要があります。設定方法については,マニュアル「Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド」を参照してください。

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