Replication Manager Software システム構成ガイド
Windows環境でのReplication Managerへのアップグレード手順を次に示します。ここでは,Replication Monitorバージョン5.xからReplication Managerバージョン6.4へのアップグレード手順を例に説明します。
- AdministratorsグループのユーザーとしてWindowsにログオンします。
重要
- 以降,手順2~8の操作中にインストールを中止する場合は,[キャンセル]ボタンをクリックしてください。
- Replication Manager CD-ROMのCD-ROMを挿入します。
インストーラーが自動的に起動し,[Hitachi Replication Manager 6.4.0(6.4.0-00)のインストールへようこそ(アップグレード)]ダイアログが表示されます。インストーラーが自動的に起動しない場合は,CD-ROMドライブのルートフォルダにあるsetup.exeを実行してください。- [Hitachi Replication Manager 6.4.0(6.4.0-00)のインストールへようこそ(アップグレード)]ダイアログで,[次へ]ボタンをクリックします。
次に示すように,Hitachi Command Suite製品のサービスが稼働中かどうかによって,表示されるダイアログが異なります。
- サービスが稼働している場合,[Hitachi Storage Command Suite製品のサービスの停止]ダイアログが表示されます。手順4に進んでください。クラスタ構成の場合は,サービスを停止してから,再度インストールしてください。
- すべてのサービスが停止している場合,[セットアップ状態の確認]ダイアログが表示されます。手順5に進んでください。
- [Hitachi Storage Command Suite製品のサービスの停止]ダイアログで,[次へ]ボタンをクリックします。
Hitachi Command Suite製品のサービスが停止され,[セットアップ状態の確認]ダイアログが表示されます。- [セットアップ状態の確認]ダイアログに表示された情報を確認します。
次のどれかのセットアップメッセージが表示されます。
- 非クラスタ構成:Hitachi Command Suite製品が非クラスタ構成でセットアップされています。
- クラスタ構成(実行系ノード):Hitachi Command Suite製品がクラスタ構成の実行系ノードでセットアップされています。
- クラスタ構成(待機系ノード):Hitachi Command Suite製品がクラスタ構成の待機系ノードでセットアップされています。
- [セットアップ状態の確認]ダイアログで[次へ]ボタンをクリックします。
[データ退避先の設定]ダイアログが表示されます。- [データ退避先の設定]ダイアログで,Replication Monitorデータを退避するフォルダを指定します。
- [データ退避先の設定]ダイアログで[次へ]ボタンをクリックします。
[アンインストールの確認]ダイアログが表示されます。- [アンインストールの確認]ダイアログで[次へ]ボタンをクリックします。
Replication Monitorのアンインストーラーが別のダイアログで起動されます。
重要
- [キャンセル]ボタンや,そのほかの強制終了の方法でアンインストールを中止しないでください。
- Replication Monitorをアンインストールします。
Replication Monitorのアンインストール完了後,[Replication Monitorのアンインストール]ダイアログ(完了通知)が表示されます。- [Replication Monitorのアンインストール]ダイアログ(完了通知)で,[次へ]ボタンをクリックします。
[Replication Monitorのアンインストール]ダイアログ(結果通知)に,アンインストールの結果が表示されます。- [Replication Monitorのアンインストール]ダイアログ(結果通知)で,[次へ]ボタンをクリックします。
次に示すように,Hitachi Command Suite製品のセットアップ状態によって,表示されるダイアログが異なります。
- 非クラスタ構成の場合,[インストール完了時のサービス起動の設定]ダイアログが表示されます。手順13に進んでください。
- クラスタ構成の場合,[インストール前の確認]ダイアログが表示されます。このダイアログにはインストール先などのインストール情報が表示されます。手順15に進んでください。
- [インストール完了時のサービス起動の設定]ダイアログで,インストール完了後にHitachi Command Suite製品のサービスを起動するかどうかを選択します。
インストール完了後にサービスを起動する場合は,[はい]を選択します。サービスを起動しない場合は[いいえ]を選択します。- [インストール完了時のサービス起動の設定]ダイアログで,[次へ]ボタンをクリックします。
[インストール前の確認]ダイアログが表示されます。- [インストール前の確認]ダイアログに表示された情報を確認して,[実行]ボタンをクリックします。
インストールが開始され,進捗状況を示す幾つかのダイアログが表示されます。インストールに成功し,退避データが復元されると,[退避したデータの確認]ダイアログが表示されます。
注意
- [実行]ボタンのクリック後は,[キャンセル]ボタンや,そのほかの強制終了の方法でアップグレードインストールを中止しないでください。処理を中止すると,ファイルが壊れるおそれがあります。
- [退避したデータの確認]ダイアログで,退避したデータを削除するかどうかを選択します。
退避したデータを削除する場合は[はい]を,データを削除しない場合は[いいえ]を選択します。
重要
- 退避したデータには,発生したエラーの原因特定に役立つReplication Monitorログが含まれています。アップグレードインストール後の動作に問題がないことが確認できるまでは,退避したデータを保存しておくことをお勧めします。
- [退避したデータの確認]ダイアログで[次へ]ボタンをクリックします。
[インストールの完了]ダイアログが表示されます。- [インストールの完了]ダイアログで,[完了]ボタンをクリックしてインストールを完了します。
- 構成情報の更新を実行します。
ホストおよびストレージシステムの構成情報が取得されます。操作方法の詳細については,オンラインヘルプを参照してください。Replication MonitorでJP1/IMと連携していた場合,アップグレードインストールしたあとに,連携を再設定する必要があります。設定方法については,マニュアル「Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド」を参照してください。
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