Replication Manager Software システム構成ガイド
SolarisまたはLinux環境でのReplication Managerのアップグレードインストール手順を次に示します。
- rootとしてSolarisまたはLinuxにログインします。
重要
- 以降,手順2~8の操作中にインストールを中止する場合は,「n」を入力してから[Enter]キーを押してください。
- Replication ManagerのCD-ROMを挿入します。install.shが格納されているディレクトリ(<CD-ROMのマウントディレクトリ>)に移動し,次のコマンドを入力します。
./install.shインストールの開始を通知するメッセージが表示されます。- インストールを続ける場合は,「y」を入力してから[Enter]キーを押します。
次に示すように,Hitachi Command Suite製品のデーモンが稼働中かどうかによって,表示されるメッセージが異なります。
- デーモンが稼働している場合,デーモンが停止されることを示すメッセージが表示されます。手順4に進んでください。クラスタ構成の場合は,デーモンを停止してから,再度アンインストールしてください。
- すべてのデーモンが停止している場合,セットアップ状態を確認するメッセージが表示されます。手順5に進んでください。
- Hitachi Command Suite製品のデーモンが停止されることを報告するメッセージに対して,「y」を入力してから[Enter]キーを押します。
デーモンが停止され,セットアップ状態を確認するメッセージが表示されます。- 次のどれかのセットアップメッセージが表示されます。
- 非クラスタ構成:Hitachi Command Suite製品が非クラスタ構成でセットアップされています。
- クラスタ構成(実行系ノード):Hitachi Command Suite製品がクラスタ構成の実行系ノードでセットアップされています。
- クラスタ構成(待機系ノード):Hitachi Command Suite製品がクラスタ構成の待機系ノードでセットアップされています。
- 表示された情報でインストールを続ける場合は,「y」を入力してから[Enter]キーを押します。
Replication Monitorのデータを退避するディレクトリの入力を求めるメッセージが表示されます。- Replication Monitorのデータを退避するディレクトリを指定します。
- [Enter]キーを押します。
入力した情報の確認を求めるメッセージが表示されます。- 入力した情報を確認して,インストールを続けるには,「y」を入力してから[Enter]キーを押します。
データの退避処理が開始されます。
重要
- データの退避先ディレクトリを入力し直すには,「n」を入力してから[Enter]キーを押してください。アップグレードインストールを中止するには,「q」を入力してから[Enter]キーを押してください。
- データが退避されたことを知らせるメッセージが表示されます。
現在のReplication Monitorがアンインストールされることを知らせるメッセージが表示されます。- Replication Monitorをアンインストールするには,「y」を入力してから[Enter]キーを押します。
Replication Monitorがアンインストールされることを知らせるメッセージが表示され,Replication Monitorのアンインストーラーが起動します。
重要
- アンインストール中は,[Ctrl]+[C]キーを押すなどの方法で処理を中止しないでください。
- Replication Monitorをアンインストールします。
アンインストールに成功した場合は,アンインストールに成功したことを示すメッセージが表示されます。次に示すように,Hitachi Command Suite製品のセットアップ状態によって,表示されるダイアログが異なります。
- 非クラスタ構成の場合,インストール完了後にHitachi Command Suite製品のデーモンを起動するかどうかを問うメッセージが表示されます。手順13に進んでください。
- クラスタ構成の場合,インストールするかどうかを問うメッセージが表示されます。手順14に進んでください。
- インストール完了後にHitachi Command Suite製品のデーモンを起動するかどうかを選択します。
デーモンを起動する場合は「y」を,起動しない場合は「n」を入力して,[Enter]キーを押します。インストールするかどうかを問うメッセージが表示されます。- インストールするかどうかを選択します。
インストールする場合は「y」を,インストールしない場合は「n」を入力して,[Enter]キーを押します。インストールが開始され,進捗状況を示すメッセージが表示されます。
重要
- インストール中は,[Ctrl]+[C]キーを押すなどの方法で処理を中止しないでください。
- 退避したReplication Monitorデータを削除するかどうかを問うメッセージが表示されます。
データを削除する場合は「y」を,削除しない場合は「n」を入力して,[Enter]キーを押します。インストールの完了を示すメッセージが表示されます。
重要
- 退避したデータには,発生したエラーの原因特定に役立つReplication Monitorログが含まれています。アップグレードインストール後の動作に問題がないことが確認できるまでは,退避したデータを保存しておくことをお勧めします。
- 構成情報の更新を実行します。
ホストおよびストレージシステムの構成情報が取得されます。操作方法の詳細については,オンラインヘルプを参照してください。Replication MonitorでJP1/IMと連携していた場合,アップグレードインストールしたあとに,連携を再設定する必要があります。設定方法については,マニュアル「Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド」を参照してください。
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