Tuning Manager - Agent for Network Attached Storage

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8.2 トラブルシューティング

ここでは,Performance Management使用時のトラブルシューティングについて記述します。Performance Managementを使用しているときにトラブルが発生した場合,まず,この節で説明している現象が発生していないか確認してください。

Performance Managementで発生する主なトラブルの内容を次の表に示します。

表8-2 トラブルの内容

分類 トラブルの内容 記述個所
セットアップやサービスの起動について
  • Performance Managementのプログラムのサービスが起動しない
  • サービスの起動要求をしてからサービスが起動するまで時間が掛かる
  • Performance Managementのプログラムのサービスを停止した直後に,別のプログラムがサービスを開始したとき,通信が正しく実行されない
  • 「ディスク容量が不足しています」というメッセージが出力されたあとStoreサービスが停止する
  • Agent Collectorサービスが起動しない
8.2.1 セットアップやサービスの起動について
コマンドの実行について
  • jpctool service listjpcctrl list)コマンドを実行すると稼働していないサービス名が出力される
  • jpctool db dumpjpcctrl dump)コマンドを実行すると,指定したStoreデータと異なるデータが出力される
  • jpctool db backupjpcctrl backup)コマンドによるStoreデータベースのバックアップに失敗し,KAVE06018-Wメッセージが出力される
  • jpcspm stopjpcstop)コマンドを実行した場合に,KAVE06008-Iメッセージを出力しないで,jpcspm stopjpcstop)コマンドが終了する
8.2.2 コマンドの実行について
アラームの定義について
  • アクション実行で定義したプログラムが正しく動作しない
  • アラームイベントが表示されない
8.2.3 アラームの定義について
パフォーマンスデータの収集と管理について
  • データの保存期間を短く設定しても,PFM - AgentのStoreデータベースのサイズが小さくならない
  • 共通メッセージログにKAVE00128-Eメッセージが出力される
  • PFM - Agentを起動してもパフォーマンスデータが収集されない
  • パフォーマンスデータの収集が一時的に遅れる
  • 共通メッセージログにKAVE00166-Wメッセージが継続して出力される
  • Agent Storeサービスの状態が継続的に「Busy」となる
8.2.4 パフォーマンスデータの収集と管理について
レコードの生成について
  • 共通メッセージログにKAVE00213-Wメッセージが出力される
  • 共通メッセージログにKAVE00187-Eメッセージが出力され,レコードが継続的に生成されない
8.2.5 レコードの生成について
この節の構成
8.2.1 セットアップやサービスの起動について
8.2.2 コマンドの実行について
8.2.3 アラームの定義について
8.2.4 パフォーマンスデータの収集と管理について
8.2.5 レコードの生成について
8.2.6 その他のトラブルについて

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