Tuning Manager - Agent for RAID
jpctdrefreshコマンドを実行すると,コマンドを実行したタイミングで随時,ストレージシステムの構成情報を収集できます。jpctdrefreshコマンドの詳細については,「8. コマンド」を参照してください。
構成情報を定期的に収集する必要がない環境でHTM - Agent for RAIDを運用する場合,次に示す方法で構成情報を収集すると,HTM - Agent for RAIDやストレージシステムに掛かる負荷が軽減されます。
- 毎時00分に実施される定期的な構成情報の収集を停止する。
- ストレージシステムの構成が変更されたときだけjpctdrefreshコマンドを実行して構成情報を収集する。
毎時00分の構成情報の収集を停止するためには,空の収集時刻定義ファイル(conf_refresh_times.ini)を作成して指定されたディレクトリに配置したあと,HTM - Agent for RAIDを再起動します。収集時刻定義ファイルの作成方法については,「5.1.1 収集時刻定義ファイルに定義したタイミングで構成情報を収集する」を参照してください。
- 注意
- 実際に構成情報が収集される時刻が,jpctdrefreshコマンドを実行した時刻と異なる場合があります。
- 構成情報の収集は,Collection Intervalに基づく定期的な情報収集のタイミングに合わせて実施されます。jpctdrefreshコマンドを実行した時刻にCollection Intervalに基づく定期的な情報収集が発生しなかった場合,構成情報は,jpctdrefreshコマンドが実行された時刻以降,最も近い時刻に発生する定期的な情報収集のタイミングで収集されます。
- 例えば,最小のCollection Intervalの値が300(5分)に設定されている環境で,12時02分にjpctdrefreshコマンドを実行した場合,構成情報は,12時05分に性能情報が収集されるタイミングで同時に収集されます。
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