Tuning Manager Software ユーザーズガイド

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7.5.1 レポートを表示する

[メイン]画面か[レポートツリー選択]画面からレポートを表示できます。

[メイン]画面からレポートを表示する手順を次に示します。

  1. [メイン]画面のナビゲーションフレームで[エージェント階層]タブを選択します。エージェント階層が表示されます。
  2. [メイン]画面のナビゲーションフレームでレポートを表示したいエージェントを選択します。エージェントが選択状態になります。複数のエージェントを同時に選択することもできます。
  3. [メイン]画面のメソッドフレームに表示される[レポートの表示]を選択します。選択したエージェントのレポートの一覧が,インフォメーションフレームに表示されます。
  4. レポートの一覧から表示したいレポート名を選択します。[レポート]画面の[Report]タブにレポートが表示されます。

[レポートツリー選択]画面からレポートを表示する手順は,レポートの一覧から表示したいレポート名を選択すると[レポート]画面の[Report]タブにレポートが表示されます。

複数のエージェントに対して,履歴(1つのエージェント)レポートまたはリアルタイム(1つのエージェント)レポートを表示する場合は,選択したエージェントごとに[レポート]画面が表示されます。複数のエージェントに対して,履歴(複数のエージェント)レポートを表示する場合は,すべてのエージェントについてのデータが表示された1つの[レポート]画面が表示されます。また,1つのエージェントに対する複数のレポートを表示する場合は,選択したレポートごとに[レポート]画面が表示されます。

注意:複数のエージェントに対して履歴(複数のエージェント)レポートを表示する場合,データを取得できないエージェントがあったとしても,ほかのエージェントのデータが取得できればエラー表示しません。取得できたデータを使用してレポートを表示します。すべてのエージェントのデータが取得できない場合は,エラーを表示します。

図7-18 [レポート]画面([Report]タブ)

[図]

表示項目について説明します。

共通メニュー

[ベースライン]
リアルタイムレポート,グラフが表示されないレポート,および表示キーフィールドが指定されているレポート以外のときだけ,[レポート]画面右上に[ベースライン]が表示されます。
ベースラインとは,過去のある期間のレポートを比較する基準値として保存したレポートを指します。複合レポートに基準値として重ねて表示できます。
ベースラインを登録する画面が別画面で表示されます。複合ブックマークを選択した場合,入力フィールドにベースライン名を入力し[OK]ボタンをクリックすると,選択している複合ブックマークの下にベースラインを追加します。ベースラインを選択した場合,入力フィールドは表示されません(「選択したベースラインを更新します」と表示されます)。[OK]ボタンをクリックすると,選択しているベースラインを更新します。

[ブックマーク]
ブックマークの登録画面を表示します。

[説明]
レコードやフィールドについての説明を別画面で表示します。

[閉じる]
[レポート]画面を閉じます。

チェックボックス

[グラフ]
グラフデータを表示する場合にチェックします。レポート定義で設定されていない場合または該当データがない場合は,選択できません。

[一覧]
一覧データを表示する場合にチェックします。レポート定義で設定されていない場合または該当データがない場合は,選択できません。

[表]
表データを表示する場合にチェックします。レポート定義で設定されていない場合または該当データがない場合は,選択できません。

[図]
最初のデータまたはデータグループを表示します。

[図]
1つ前のデータまたはデータグループを表示します。

[図]
1つあとのデータまたはデータグループを表示します。

[図]
最後のデータまたはデータグループを表示します。

ドリルダウンレポートドロップダウンリスト
ドリルダウンレポートのリストです。ドリルダウンレポート(レポートレベル)が定義されている場合に表示されます。

リンクメニュー

[レポートの表示]
ドリルダウンレポートドロップダウンリストで選択されているドリルダウンレポートが表示されます。ドリルダウンレポートがない場合は,表示されません。

[最新情報に更新]
データを再取得し,再描画します。

[停止]
リアルタイムレポートの自動更新を停止します。

[CSV出力]
レポート表示のために取得したデータをCSV形式のテキストファイルに出力します。この項目は,自動更新中のリアルタイムレポートでは表示されません。この場合,[停止]メニューで自動更新を停止すると表示されます。この項目を選択すると,ファイルのダウンロードダイアログボックスが表示されます。

[印刷画面]
新しい画面に[レポート印刷]画面が表示されます。
この項目は,自動更新中のリアルタイムレポートでは表示されません。この場合,[停止]メニューで自動更新を停止すると表示されます。

グラフ
グラフが表示されます。グラフの概要については,「6.2.5 レポートの表示形式」のグラフについての説明を参照してください。

[ズーム倍率]
グラフを拡大表示します。拡大率は,100%,200%,400%,600%,および800%から選択できます。複数のエージェントや複数インスタンスのデータを取得してグラフが小さく表示された場合に,最適の大きさに拡大して表示できます。

参考
メモリー使用量削減機能を有効にしている場合,[レポート]画面のグラフのフィールドが複数のページに分割されることがあります。デフォルトでは,1つのページに14個のフィールドが表示されます。表示するページは,下部フレーム上側の[図][図][図][図]ボタンで切り替えられます。
メモリー使用量削減機能は,初期設定ファイル(config.xml)のmemoryReductionModeで設定します。
メモリー使用量削減機能については,「6.2.6 レポート表示時の注意事項」の「(6) 表示レコード数が多いレポートを表示する場合について」を,初期設定ファイル(config.xml)の設定の詳細については,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager Software 運用管理ガイド」の,Performance Reporterの初期設定ファイルについて説明している個所を参照してください。

一覧
一覧が表示されます。リンク表示されているフィールド名をクリックすると,ドリルダウンレポート(フィールドレベル)が表示されます。一覧の概要については,「6.2.5 レポートの表示形式」を参照してください。
一覧のページ移動に使用されるボタンを「表7-5 一覧のページ移動に使用されるボタン」に示します。

表7-5 一覧のページ移動に使用されるボタン

ボタン 説明
[図] 同じデータグループ内の最初のエージェントまたはインスタンスのデータを表示します。
[図] 同じデータグループ内の1つ前のエージェントまたはインスタンスのデータを表示します。
[図] 同じデータグループ内の1つあとのエージェントまたはインスタンスのデータを表示します。
[図] 同じデータグループ内の最後のエージェントまたはインスタンスのデータを表示します。

表が表示されます。リンク表示されているフィールド名をクリックすると,ドリルダウンレポート(フィールドレベル)が表示されます。表の概要については,「6.2.5 レポートの表示形式」を参照してください。
表のページ移動に使用されるリンクを「表7-6 表のページ移動に使用されるリンク」に示します。

表7-6 表のページ移動に使用されるリンク

リンク 説明
[先頭へ] 最初のページを表示します。
[前へ] 1つ前のページを表示します。
[次へ] 1つあとのページを表示します。
[最後へ] 最後のページを表示します。

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