Tuning Manager Software ユーザーズガイド
htm-csv-convertコマンドは,次に示すCSVファイルの形式が変換できます。
- Main Consoleの履歴レポートをエクスポートしたCSVファイルおよび,レポート表示コマンドを使って出力したCSVファイル
GUIでエクスポートしたCSVファイルの形式については「5.3.1 CSVの出力規則,出力例」を,レポート表示コマンドを使って出力したCSVファイルについては「11.3.3 コマンドの実行例」を参照してください。- Performance ReporterのGUIおよびCLIを使って出力したレポートのCSVファイル
GUIでエクスポートしたCSVファイルの形式については「6.4.1 CSV出力の例」を,jpcrptコマンドで出力したCSVファイルの形式については「12.2.4 jpcrpt」の「出力ファイル」を参照してください。- Hitachi Command Suite[分析]タブを使って出力したレポートのCSVファイル
[分析]タブについては,マニュアル「Hitachi Command Suite Softwareユーザーズガイド」を参照してください。なお,htm-csv-convertコマンドを実行時には,次に示すオプションを指定する必要があります。
- 日時の値が入っている列を「日時列」として,-dcオプションに指定する
- ヘッダーにしたい値が入っている列を「キー列」として,-kcオプションに指定する
- グラフ化したい値が入っている列を「データ列」として,-vcオプションに指定する
各オプションを指定してコマンドを実行すると,グラフ化しやすい形式に変換された別のCSVファイルが出力されます。
htm-csv-convertコマンドおよびオプションの詳細については「11.4.26 htm-csv-convert」を,形式の変換イメージについては「図5-3 htm-csv-convertコマンドの変換イメージ」を参照してください。
- 参考
- 対象となる入力ファイルでは,先頭部分にあるファイルの属性などを説明している出力行に差異がありますが,CSVレポート形式変換機能では,必要なデータのヘッダー位置を自動で認識します。
- なお,CSVファイルをデフォルトの状態から編集した場合には,htm-csv-convertコマンドが正しく動作しない場合があります。
図5-3 htm-csv-convertコマンドの変換イメージ
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