Tuning Manager Software ユーザーズガイド
Main Consoleで表示するレポートを解析することによって,次のことができます。
- ネットワーク上にあるストレージシステムを判別する。
- ネットワーク全体とそのサブネットワーク上にあるホストの数を判別する。
- ネットワーク全体のストレージシステム容量とネットワークのより低い各レベルのストレージシステム容量を測定する。
- ファイルシステム,総容量,使用量および残量を計測する。
- 容量不足を検出および防止する。
- 容量と性能を有効に利用するために,ファイルおよびファイルシステムを整理する。
- ホストおよびストレージシステムの性能ボトルネックを検出する。
- 運用中のストレージシステムに対して,いつドライブを追加するかを決定する。
- ホストのファイルシステム,論理デバイスおよびそれに対応するドライブ間の関係を理解する。
- ホストのファイルシステムに関連づけられているストレージシステムデバイスのRAID構成(Storage Systems,Ports,LDEVs,Parity Groupsなど)を理解する。
- ホストのファイルシステムに保存されているデータにアクセスするアプリケーションについて論理ボリュームが正しく構成されるようにする。
- ハイパーバイザーのデータストアから,データストアに関連するストレージシステムを判別したり,仮想マシンから仮想マシンの使用しているデータストアに関連するストレージシステムを判別したりする。
- 空き容量がしきい値を下回っているデータストアを特定したり,特定のデータストアの容量データのトレンドを把握したりする。
- 注意
- Main Consoleに表示されるメトリックは,エージェントが収集しているデータの一部です。Main Consoleに表示されないデータについては,Performance Reporterを使用して参照してください。エージェントが収集するデータの詳細については,各PFM - Agentのマニュアルを参照してください。
- Tuning Manager serverは,特定の状況下ではリソースのデータを提供できない場合があります。これはオペレーティングシステム,ソフトウェアおよび(または)ハードウェアの制限の結果によるものです。詳細については,「13. Tuning Managerシリーズを使用する上での制限事項」を参照してください。
All Rights Reserved. Copyright© 2010, 2014, Hitachi, Ltd.