Tuning Manager Software 運用管理ガイド

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9.10.2 Tuning Manager serverがインストールされているマシンのホスト名を変更する場合

次の手順を実施してください。

  1. 共通コンポーネントの設定を変更します。
    (1) 共通コンポーネントの設定を変更する」を参照して手順を実施してください。
  2. PFM - Managerおよびエージェントの設定を見直します。
    この手順については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」を参照してください。
  3. Tuning Manager serverがインストールされているマシンのホスト名を変更し,マシンを再起動します。
    (2) Tuning Manager serverホストのホスト名を変更する」を参照して手順を実施してください。
  4. Tuning Manager serverの起動URLを変更します。
    9.10.4 Tuning Manager serverの起動URLを変更する」を参照して手順を実施してください。
この項の構成
(1) 共通コンポーネントの設定を変更する
(2) Tuning Manager serverホストのホスト名を変更する

(1) 共通コンポーネントの設定を変更する

  1. Hitachi Command Suite製品のすべてのサービスを停止します。
    サービスの停止方法についてはHitachi Command Suite製品の各マニュアルを参照してください。
  2. SSLを使用している場合は,再度SSLを設定します。
    変更後のホスト名を使用して,再度SSLを設定してください。SSLの設定については,マニュアル「Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド」の,Device Managerのセキュリティ設定について説明している章を参照してください。
  3. 次に示す設定ファイルのホスト名を指定している個所を,変更後のホスト名に変更します。
    • httpsd.confファイル
      <ファイルの場所>
      Windowsの場合:
      <共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\httpsd\conf\httpsd.conf
      Solarisの場合:
      /opt/HiCommand/Base/httpsd/conf/httpsd.conf
      Linuxの場合:
      <共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/httpsd/conf/httpsd.conf
      <変更個所>
      ServerNameパラメーターの値を変更後のホスト名に変更します。
      SSLを設定している場合は,さらに次の手順を実施してください。
      <VirtualHost>タグに指定するホスト名を変更後のホスト名に変更します。
      <VirtualHost>タグ内のServerNameパラメーターの値を変更後のホスト名に変更します。
    • pdsysファイル,def_pdsysファイル(クラスタ構成の場合だけ)
      <ファイルの場所>
      Windowsの場合:
      <共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\HDB\CONF\pdsys
      <共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\database\work\def_pdsys
      Solarisの場合:
      /opt/HiCommand/Base/HDB/CONF/pdsys
      /opt/HiCommand/Base/database/work/def_pdsys
      Linuxの場合:
      <共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/HDB/CONF/pdsys
      <共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/database/work/def_pdsys
      <変更個所>
      pdunitパラメーターのxオプションの値に仮想ホスト名を指定します。
    • pdutsysファイル,def_pdutsysファイル(クラスタ構成の場合だけ)
      <ファイルの場所>
      Windowsの場合:
      <共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\HDB\CONF\pdutsys
      <共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\database\work\def_pdutsys
      Solarisの場合:
      /opt/HiCommand/Base/HDB/CONF/pdutsys
      /opt/HiCommand/Base/database/work/def_pdutsys
      Linuxの場合:
      <共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/HDB/CONF/pdutsys
      <共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/database/work/def_pdutsys
      <変更個所>
      実行系ノードの設定ファイル,待機系ノードの設定ファイル共に,pd_hostnameパラメーターの値に実行系ノードのホスト名を指定します。
    • HiRDB.iniファイル(クラスタ構成の場合だけ)
      <ファイルの場所>
      Windowsの場合:
      <共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\HDB\CONF\emb\HiRDB.ini
      Solarisの場合:
      /opt/HiCommand/Base/HDB/CONF/emb/HiRDB.ini
      Linuxの場合:
      <共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/HDB/CONF/emb/HiRDB.ini
      <変更個所>
      PDHOSTパラメーターの値に仮想ホスト名を指定します。
    • cluster.confファイル(クラスタ構成の場合だけ)
      <ファイルの場所>
      Windowsの場合:
      <共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\conf\cluster.conf
      Solarisの場合:
      /opt/HiCommand/Base/conf/cluster.conf
      <変更個所>
      該当するホスト名を変更後のホスト名に変更します。
  4. Hitachi Command Suite製品のすべてのサービスを起動します。
    サービスの起動方法についてはHitachi Command Suite製品の各マニュアルを参照してください。
  5. Hitachi Command Suite製品のすべてのサービスが起動していることを確認します。
    サービスが起動していることを確認する方法については,「1.4.2 サービスの状態を確認する(起動時)」を参照してください。

(2) Tuning Manager serverホストのホスト名を変更する

  1. Tuning Manager serverホストのホスト名を変更し,マシンを再起動します。
  2. Hitachi Command Suite製品のすべてのサービスが起動していることを確認します。
    サービスが起動していることを確認する方法については,「1.4.2 サービスの状態を確認する(起動時)」を参照してください。
  3. PFM - Manager関連のすべてのサービスが起動していることを確認します。
  4. 各エージェントホストで,エージェント関連のサービスを再起動します。
    • PFM - Manager関連のサービスの起動確認については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」を参照してください。
    • 各エージェントのサービスの再起動については,各エージェントのマニュアルを参照してください。
    • サーバのホスト名変更の手順は,必ずすべての変更が終わったあとに実施してください。変更手順の途中で実施した場合は,システムが正しく起動できなくなる場合があります。

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