Tuning Manager Software 運用管理ガイド
次の手順を実施してください。
- 共通コンポーネントの設定を変更します。
「(1) 共通コンポーネントの設定を変更する」を参照して手順を実施してください。- PFM - Managerおよびエージェントの設定を見直します。
この手順については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」を参照してください。- Tuning Manager serverがインストールされているマシンのホスト名を変更し,マシンを再起動します。
「(2) Tuning Manager serverホストのホスト名を変更する」を参照して手順を実施してください。- Tuning Manager serverの起動URLを変更します。
「9.10.4 Tuning Manager serverの起動URLを変更する」を参照して手順を実施してください。
- この項の構成
- (1) 共通コンポーネントの設定を変更する
- (2) Tuning Manager serverホストのホスト名を変更する
- Hitachi Command Suite製品のすべてのサービスを停止します。
サービスの停止方法についてはHitachi Command Suite製品の各マニュアルを参照してください。- SSLを使用している場合は,再度SSLを設定します。
変更後のホスト名を使用して,再度SSLを設定してください。SSLの設定については,マニュアル「Hitachi Command Suite Software システム構成ガイド」の,Device Managerのセキュリティ設定について説明している章を参照してください。- 次に示す設定ファイルのホスト名を指定している個所を,変更後のホスト名に変更します。
- httpsd.confファイル
<ファイルの場所>
Windowsの場合:
<共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\httpsd\conf\httpsd.conf
Solarisの場合:
/opt/HiCommand/Base/httpsd/conf/httpsd.conf
Linuxの場合:
<共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/httpsd/conf/httpsd.conf
<変更個所>
ServerNameパラメーターの値を変更後のホスト名に変更します。
SSLを設定している場合は,さらに次の手順を実施してください。
・<VirtualHost>タグに指定するホスト名を変更後のホスト名に変更します。
・<VirtualHost>タグ内のServerNameパラメーターの値を変更後のホスト名に変更します。- pdsysファイル,def_pdsysファイル(クラスタ構成の場合だけ)
<ファイルの場所>
Windowsの場合:
<共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\HDB\CONF\pdsys
<共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\database\work\def_pdsys
Solarisの場合:
/opt/HiCommand/Base/HDB/CONF/pdsys
/opt/HiCommand/Base/database/work/def_pdsys
Linuxの場合:
<共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/HDB/CONF/pdsys
<共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/database/work/def_pdsys
<変更個所>
pdunitパラメーターのxオプションの値に仮想ホスト名を指定します。- pdutsysファイル,def_pdutsysファイル(クラスタ構成の場合だけ)
<ファイルの場所>
Windowsの場合:
<共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\HDB\CONF\pdutsys
<共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\database\work\def_pdutsys
Solarisの場合:
/opt/HiCommand/Base/HDB/CONF/pdutsys
/opt/HiCommand/Base/database/work/def_pdutsys
Linuxの場合:
<共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/HDB/CONF/pdutsys
<共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/database/work/def_pdutsys
<変更個所>
実行系ノードの設定ファイル,待機系ノードの設定ファイル共に,pd_hostnameパラメーターの値に実行系ノードのホスト名を指定します。- HiRDB.iniファイル(クラスタ構成の場合だけ)
<ファイルの場所>
Windowsの場合:
<共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\HDB\CONF\emb\HiRDB.ini
Solarisの場合:
/opt/HiCommand/Base/HDB/CONF/emb/HiRDB.ini
Linuxの場合:
<共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/HDB/CONF/emb/HiRDB.ini
<変更個所>
PDHOSTパラメーターの値に仮想ホスト名を指定します。- cluster.confファイル(クラスタ構成の場合だけ)
<ファイルの場所>
Windowsの場合:
<共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\conf\cluster.conf
Solarisの場合:
/opt/HiCommand/Base/conf/cluster.conf
<変更個所>
該当するホスト名を変更後のホスト名に変更します。- Hitachi Command Suite製品のすべてのサービスを起動します。
サービスの起動方法についてはHitachi Command Suite製品の各マニュアルを参照してください。- Hitachi Command Suite製品のすべてのサービスが起動していることを確認します。
サービスが起動していることを確認する方法については,「1.4.2 サービスの状態を確認する(起動時)」を参照してください。
(2) Tuning Manager serverホストのホスト名を変更する
- Tuning Manager serverホストのホスト名を変更し,マシンを再起動します。
- Hitachi Command Suite製品のすべてのサービスが起動していることを確認します。
サービスが起動していることを確認する方法については,「1.4.2 サービスの状態を確認する(起動時)」を参照してください。- PFM - Manager関連のすべてのサービスが起動していることを確認します。
- 各エージェントホストで,エージェント関連のサービスを再起動します。
- PFM - Manager関連のサービスの起動確認については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」を参照してください。
- 各エージェントのサービスの再起動については,各エージェントのマニュアルを参照してください。
- サーバのホスト名変更の手順は,必ずすべての変更が終わったあとに実施してください。変更手順の途中で実施した場合は,システムが正しく起動できなくなる場合があります。
All Rights Reserved. Copyright© 2010, 2014, Hitachi, Ltd.