Hitachi Command Suite Software インストールガイド
上書きまたはアップグレードインストールした場合は,各製品で必要な設定を行うことで,運用を再開できます。使用している製品と,その製品のインストール前のバージョンによって,必要な作業は異なります。
- データベースのバックアップ
アップグレードインストールした場合に必要な作業です。- ストレージシステムのリフレッシュ
すべてのケースで必要な作業です。- 仮想化サーバの情報の更新
Device Managerで仮想化サーバを管理している場合に必要な作業です。- ファイルサーバの登録情報の更新
Device ManagerでHitachi NAS Platformを管理している場合に必要な作業です。- ユーザーアカウントの再設定
次のバージョンからアップグレードインストールした場合に必要な作業です。
- バージョン05-00~05-10-04
- バージョン05-50~05-50-02
- バージョン05-60
- ロールおよび権限の見直し
バージョン7.1.0以前からアップグレードインストールした場合に必要な作業です。- 論理グループの見直し
バージョン7.0~7.5.0からアップグレードインストールした場合に必要な作業です。- イベント通知を使用するための設定
Tiered Storage Managerでイベント通知を使用していたユーザーが,バージョン7.1.0以前からアップグレードインストールした場合に必要な作業です。- データベースの同期
Replication Managerを使用しているユーザーが,セカンダリーサイトのDevice Managerサーバを情報取得元としている場合に必要な作業です。- Tuning Managerと連携するための環境設定
Tuning Managerと連携して,IOPSや応答時間などボリュームの性能情報を参照できるように環境設定している場合に必要な作業です。
重要
- Device ManagerでSMI-S enabledストレージシステムを管理していて,かつバージョン7.1.1以前からアップグレードインストールした場合,SMI-S enabledストレージシステムを登録し直す必要があります。
- (1) ロール
- (2) ユーザー権限
- (3) ビルトインユーザーグループ
- 2.5.6 アップグレードインストール後のロールおよび権限の状態
- マニュアル「Hitachi Command Suite Software ユーザーズガイド」
- この節の構成
- 2.5.1 データベースをバックアップする
- 2.5.2 ストレージシステムをリフレッシュする
- 2.5.3 仮想化サーバの情報を更新する
- 2.5.4 ファイルサーバの登録情報を更新する
- 2.5.5 ユーザーアカウントを再設定する
- 2.5.6 アップグレードインストール後のロールおよび権限の状態
- 2.5.7 アップグレードインストール後の論理グループの状態
- 2.5.8 イベント通知を使用する
- 2.5.9 Replication ManagerとDevice Managerのデータベースを同期させる
- 2.5.10 Tuning Managerと連携するための環境設定
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