Hitachi Command Suite Software CLI リファレンスガイド

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4.6.2 AddReplication

AddReplicationコマンドは,コピーペアを作成します。

ここでは,ShadowImage,TrueCopy Sync,TrueCopy Async,QuickShadow,Copy-on-Write Snapshot,またはUniversal Replicatorに対するコピーペアを作成する場合について説明します。コピーペアを作成すると,ホストに含まれるRAID ManagerのHORCM構成ファイルが書き換えられます。

Thin Imageのコピーペアを作成する場合は,「4.6.3 AddReplication(Thin Imageの場合)」を参照してください。

重要
  • このコマンドは,SANRISE9900VおよびHitachi SMSでは使用できません。
  • Device Managerでは,1つのHORCMインスタンスにP-VOLとS-VOLが混在している構成をサポートしていません。HORCMインスタンス内のすべてのボリュームが,P-VOLまたはS-VOLのどちらか一方になるように構成してください。
  • フォーマット済みのLDEVを必ず指定してください。未フォーマットのLDEVを指定したとき,コピーペアは作成されません。フォーマット済みかどうか確認するには,Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,Hitachi USP,またはHUS VMでは,GetStorageArrayコマンドで確認してください。HUS100,Hitachi AMS2000/AMS/WMS,またはSANRISE9500Vでは,DAMP,Storage Navigator Modular,またはStorage Navigator Modular 2を使用して確認してください。
  • Power Savingを有効にしているHUS100またはHitachi AMS2000/AMS/WMSでコピーペアを作成する場合,スピンアップ状態のパリティグループに属するLUを指定してください。操作対象のLUが属するパリティグループがスピンダウン状態の場合は,スピンアップ状態にしてから実行してください。パリティグループの状態を確認する場合,パリティグループをスピンアップ状態にする場合は,Storage Navigator ModularまたはStorage Navigator Modular 2を使用してください。
  • ShadowImageのコピーペアとして,P-VOLが通常ボリュームかつS-VOLがHDPボリュームの構成は推奨しません。
  • QuickShadowまたはCopy-on-Write Snapshotのコピーペアを作成した場合,ペアボリュームの状態はPAIRになったあとPSUSになります。
  • HDPボリュームと通常ボリュームでTrueCopyまたはUniversal Replicatorのコピーペアを作成する場合,ストレージシステムのマイクロコードのバージョンによっては作成できないことがあります。HDPボリュームと通常ボリュームから成るコピーペアを作成するためのマイクロコードのバージョンについては,TrueCopyまたはUniversal Replicatorのマニュアルを参照してください。
  • Hitachi AMS/WMSのボリュームをP-VOLとしてTrueCopyAsyncのコピーペアを作成する場合,S-VOLに指定したボリュームがあるストレージシステムに,データプールのプールID0および1があることを確認してください。このとき,ストレージシステムによっては,ストレージシステムの管理ツールで1と表示されるデータプールの番号が,Device Manager CLI(PoolインスタンスのpoolID属性)では16と表示されることがあります。Device Manager CLIでの表示については,「5.28 Poolインスタンス」を参照してください。
  • HUS100およびHitachi AMS2000/AMS/WMSの場合,TrueCopyAsyncとCopy-on-Write Snapshotでカスケード構成にするときには,TrueCopyAsyncのコピーペアの状態をSplitにしてからCopy-on-Write Snapshotのコピーペアを作成してください。コピーペアの状態がPairだと,Copy-on-Write Snapshotのコピーペアの作成に失敗します。

コピーペアの作成には,次の3とおりの方法があります。

パラメーター

表4-102 AddReplicationコマンドのパラメーター

パラメーター名 指定のレベル 説明
replicationgroupid 任意 コピーグループ番号
方法1の場合,このパラメーターは必ず指定してください。
方法2または方法3の場合,このパラメーターは指定しないでください。このパラメーターを指定すると,方法1と見なされます。
groupname 任意 RAID Managerで使用されるグループ名
グループ名には最大31バイト指定できます。符号(#)またはハイフン(-)から始まるグループ名は指定できません。
グループ名に使用できる文字は,RAID Managerでの規則に従ってください。
パラメーターreplicationgroupidを指定している場合,このパラメーターは無視されます。
pvolhostid 任意 P-VOLを認識するホストのID
方法2または方法3の場合,このパラメーターは必ず指定してください。
パラメーターreplicationgroupidを指定している場合,このパラメーターは無視されます。
pvolinstancenum 任意 P-VOLを管理するHORCMインスタンスのインスタンス番号
方法2の場合,このパラメーターは必ず指定してください。
パラメーターreplicationgroupidを指定している場合,このパラメーターは無視されます。
pvolportnum 任意 P-VOLを管理するHORCMインスタンスのポート番号
ホストのOSによって,次の値を指定します。
  • Solaris:065535の整数
  • AIX,Windows,HP-UX,またはLinux:165535の整数
方法3の場合,このパラメーターは必ず指定してください。
パラメーターreplicationgroupidを指定している場合,このパラメーターは無視されます。
svolhostid 任意 S-VOLを認識するホストのID
方法2または方法3の場合,このパラメーターは必ず指定してください。
パラメーターreplicationgroupidを指定している場合,このパラメーターは無視されます。
svolinstancenum 任意 S-VOLを管理するHORCMインスタンスのインスタンス番号
方法2の場合,このパラメーターは必ず指定してください。
パラメーターreplicationgroupidを指定している場合,このパラメーターは無視されます。
svolportnum 任意 S-VOLを管理するHORCMインスタンスのポート番号
ホストのOSによって,次の値を指定します。
  • Solaris:065535の整数
  • AIX,Windows,HP-UX,またはLinux:165535の整数
方法3の場合,このパラメーターは必ず指定してください。
パラメーターreplicationgroupidを指定している場合,このパラメーターは無視されます。
pvolarraytype 必須 P-VOLを含むストレージシステムのモデル
pvolserialnum 必須 P-VOLを含むストレージシステムのシリアル番号
pvoldevnum 必須 P-VOLのデバイス番号

Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,およびHUS VMの場合:
10進数,またはコロンで区切った16進数「ww:xx:yy」で指定します。wwはLDKC番号,xxはCU番号,yyはLDEV番号です。ここで,wwは省略できます。wwを省略した場合,LDKC番号は0と見なされます。

Hitachi USPの場合:
10進数,またはコロンで区切った16進数「xx:yy」で指定します。xxはCU番号,yyはLDEV番号です。

そのほかのストレージシステムの場合:
10進数で指定します。
実行結果は10進数で出力されます。
pvolportid 任意 P-VOLパスを管理するHORCM構成ファイル内のポート番号
このパラメーターを指定する場合は,pvolportidまたはpvolportnameのどちらか一方を指定してください。また,これらのパラメーターを同時には指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。
pvolportname 任意 P-VOLパスを管理するHORCM構成ファイル内のポート名
このパラメーターを指定する場合は,pvolportidまたはpvolportnameのどちらか一方を指定してください。また,これらのパラメーターを同時には指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。
pvolpoolid 任意 P-VOLの差分データやジャーナルデータを格納するプールのプールID

QuickShadowまたはCopy-on-Write Snapshotの場合:
このパラメーターは必ず指定してください。
ただし,HUS100の場合,次のデバイス番号をパラメーターpvoldevnumに指定するときには,このパラメーターを省略してください。
- Copy-on-Write SnapshotのP-VOLとして使用しているデバイス番号
- TrueCopy AsyncのP-VOLまたはS-VOLとして使用しているデバイス番号

TrueCopy Asyncの場合:
このパラメーターは必ず指定してください。
ただし,HUS100場合,Copy-on-Write SnapshotのP-VOLとして使用しているデバイス番号をパラメーターpvoldevnumに指定するときには,このパラメーターを省略してください。

Universal Replicatorの場合:
方法2または方法3の場合,このパラメーターは必ず指定してください。
そのほかの場合,このパラメーターを指定しても,値は無視されます。
svolarraytype 必須 S-VOLを含むストレージシステムのモデル
svolserialnum 必須 S-VOLを含むストレージシステムのシリアル番号
svoldevnum 必須 S-VOLのデバイス番号

Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,およびHUS VMの場合:
10進数,またはコロンで区切った16進数「ww:xx:yy」で指定します。wwはLDKC番号,xxはCU番号,yyはLDEV番号です。ここで,wwは省略できます。wwを省略した場合,LDKC番号は0と見なされます。

Hitachi USPの場合:
10進数,またはコロンで区切った16進数「xx:yy」で指定します。xxはCU番号,yyはLDEV番号です。

そのほかのストレージシステムの場合:
10進数で指定します。
実行結果は10進数で出力されます。
svolportid 任意 S-VOLパスを管理するHORCM構成ファイル内のポート番号
このパラメーターを指定する場合は,svolportidまたはsvolportnameのどちらか一方を指定してください。また,これらのパラメーターを同時には指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。
svolportname 任意 S-VOLパスを管理するHORCM構成ファイル内のポート名
このパラメーターを指定する場合は,svolportidまたはsvolportnameのどちらか一方を指定してください。また,これらのパラメーターを同時には指定しないでください。同時に指定するとエラーとなります。
svolpoolid 任意 S-VOLの差分データやジャーナルデータを格納するプールのプールID

TrueCopy Asyncの場合:
このパラメーターは必ず指定してください。
ただし,HUS100場合,Copy-on-Write SnapshotのP-VOLとして使用しているデバイス番号をパラメーターsvoldevnumに指定するときには,このパラメーターを省略してください。

Universal Replicatorの場合:
方法2または方法3の場合,このパラメーターは必ず指定してください。
そのほかの場合,このパラメーターを指定しても,値は無視されます。
replicationfunction 必須 コピーペアで実行される操作のタイプ
指定できる値は次のとおりです。
  • ShadowImage:ShadowImage
  • TrueCopySync:TrueCopy
  • TrueCopyAsync:TrueCopy Async
  • QuickShadow:QuickShadowまたはCopy-on-Write Snapshot
  • UniversalReplicator:Universal Replicator
munum 任意 P-VOLのMU番号
このパラメーターはUniversal Replicatorの場合にだけ指定できます。
このパラメーターを指定しない場合,Device Managerが自動的に値を指定します。
fencelevel 任意 P-VOLのフェンスレベル
このパラメーターはTrueCopy Syncの場合にだけ指定できます。 TrueCopy Sync以外の場合,このパラメーターを指定しても,値は無視されます。
指定できる値は次のとおりです。
  • Never:[Never]を指定した場合,P-VOLへのホストの書き込み要求は,MCUがS-VOLペアの状態をサスペンド状態に変更できるとしても拒否されません。
  • Data:[Data]を指定した場合,更新コピーの失敗時にP-VOLへのホストの書き込み要求は拒否されます。
  • Status:[Status](Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,Hitachi USP,およびHUS VMだけ)を選択すると,P-VOLへのホストの書き込み要求は,MCUがS-VOLペアの状態をサスペンド状態に変更できない場合にだけ拒否されます。
省略した場合は,Neverが設定されます。
copytracksize 任意 コピーペース(イニシャルコピー中に一度にコピーされるトラック数)
指定できる値は115までの整数です。
省略した場合は,次の値が設定されます。
  • Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,Hitachi USP,およびHUS VMの場合:3
  • HUS100,Hitachi AMS2000/AMS/WMS,およびSANRISE9500Vの場合:15
replicationfunctionパラメーターでQuickShadowまたはUniversalReplicatorを指定した場合,このパラメーターは無視されます。
pairoption 任意 未サポートです。

事前に取得するパラメーター値

事前に取得するパラメーター値は,コピーペアの作成方法によって異なります。

表4-103 パラメーター値の取得方法(AddReplicationコマンド)

項番 パラメーター名 取得方法
1 replicationgroupid GetHostコマンドのパラメーターhostnameに,次のホスト名を指定して実行します。
  • 通常構成でコピーペアを管理している場合
    P-VOLを管理するRAID Managerがインストールされているホストを指定します。
  • 一括管理構成でコピーペアを管理している場合
    一括で管理しているホストを指定します。
GetHostコマンドの実行結果には,An instance of ReplicationGroupの配下にreplicationGroupID値が表示されます。
groupName値に処理対象のグループ名が表示されたAn instance of ReplicationGroupを参照してください。replicationGroupID値がreplicationgroupidに対応します。
2 pvolhostid
svolhostid
GetHostコマンドのパラメーターhostnameに,次のホスト名を指定して実行します。
  • 通常構成でコピーペアを管理している場合
    パラメーターpvolhostidを取得するには,P-VOLを管理するRAID Managerがインストールされているホストを指定します。
    パラメーターsvolhostidを取得するには,S-VOLを管理するRAID Managerがインストールされているホストを指定します。
    GetHostコマンドの実行結果には,An instance of Hostの配下にhostID値が表示されます。hostID値は,P-VOLを管理するRAID Managerがインストールされているホストを指定した場合は,パラメーターpvolhostidに,S-VOLを管理するRAID Managerがインストールされているホストを指定した場合は,パラメーターsvolhostidに対応します。
  • 一括管理構成でコピーペアを管理している場合
    一括で管理しているホストを指定します。
    GetHostコマンドの実行結果には,An instance of Hostの配下にhostID値が表示されます。hostID値がパラメーターpvolhostidまたはsvolhostidに対応します。
3 pvolinstancenum
svolinstancenum
GetHostコマンドのパラメーターhostnameに,次のホスト名を指定して実行します。
  • 通常構成でコピーペアを管理している場合
    最初に,P-VOLを管理するホストを指定してGetHostコマンドを実行します。
    GetHostコマンドの実行結果には,validinstanceNumber値がAn instance of ConfigFile(構成定義ファイル情報)の下に表示されます。
    valid値が「1」と表示されているAn instance of ConfigFileのうち,P-VOLを管理する構成定義ファイル情報を参照してください。instanceNumber値がパラメーターpvolinstancenumに対応します。
    同様に,S-VOLを管理するホストを指定してGetHostコマンドを実行します。
    valid値が「1」と表示されているAn instance of ConfigFileのうち,S-VOLを管理する構成定義ファイル情報のinstanceNumber値がパラメーターsvolinstancenumに対応します。
  • 一括管理構成でコピーペアを管理している場合
    一括で管理しているホストを指定します。
    GetHostコマンドの実行結果には,validinstanceNumber値がAn instance of ConfigFile(構成定義ファイル情報)の下に表示されます。
    valid値が「1」と表示されたAn instance of ConfigFileを2つ参照してください。それぞれ,P-VOLまたはS-VOLを管理する構成定義ファイル情報です。それぞれのinstanceNumber値がパラメーターpvolinstancenumまたはsvolinstancenumに対応します。
4 pvoldevnum
svoldevnum
GetHostコマンドのパラメーターsubtargetに「LogicalUnit」を,パラメーターhostnameにP-VOLまたはS-VOLを認識するホストのホスト名を指定して実行します。
GetHostコマンドの実行結果には,An instance of LogicalUnitの配下にobjectID値(論理ユニットのオブジェクトID)devNum値が表示されます。
P-VOLを認識するホストを指定した場合,P-VOLとなるAn instance of LogicalUnitを参照してください。devNum値がパラメーターpvoldevnumに対応します。
このとき,そのobjectID値を控えておいてください。
S-VOLを認識するホストを指定した場合,S-VOLとなるAn instance of LogicalUnitdevNum値がパラメーターsvoldevnumに対応します。
このとき,そのobjectID値を控えておいてください。
5 pvolarraytype
pvolserialnum
svolarraytype
svolserialnum
GetStorageArray (subtarget=LogicalUnit)コマンドのパラメーターsubtargetに「LogicalUnit」を,パラメーターobjectIDにP-VOLまたはS-VOLとなる論理ユニットのオブジェクトID(項番4で控えたobjectID値)を指定して実行します。
GetStorageArray (subtarget=LogicalUnit)コマンドの実行結果には,指定したobjectIDAn instance of LogicalUnitに表示されています。objectIDが表示されているAn instance of LogicalUnitを含むAn instance of StorageArray配下のarrayType値,displayArrayType値,serialNumber値を参照してください。
P-VOLとなる論理ユニットのオブジェクトIDを指定した場合,arrayType値またはdisplayArrayType値がパラメーターpvolarraytypeに,serialNumber値がパラメーターpvolserialnumに対応します。
S-VOLとなる論理ユニットのオブジェクトIDを指定した場合,同様にarrayType値またはdisplayArrayType値がパラメーターsvolarraytypeに,serialNumber値がパラメーターsvolserialnumに対応します。
このとき,作成するコピーペアのタイプがTrueCopyAsync,QuickShadow,Copy-on-Write Snapshot,またはUniversal Replicatorのときは,パラメーターpvolarraytypepvolserialnumsvolarraytypesvolserialnumの値を控えておいてください。
6 pvolpoolid
svolpoolid
GetStorageArray (subtarget=Pool)コマンドのパラメーターsubtargetに「Pool」を,パラメーターmodelにモデル名を,パラメーターserialnumにシリアル番号を指定して実行します。
GetStorageArray (subtarget=Pool)コマンドの実行結果には,An instance of Pool配下にpoolFunctionpoolID値が表示されます。
項番5で控えたpvolarraytypepvolserialnumをパラメーターmodelserialnumに指定した場合,poolFunction値が作成するコピーペアのタイプと同じAn instance of Poolを参照してください。poolID値がパラメーターpvolpoolidに対応します。
項番5で控えたsvolarraytypesvolserialnumをパラメーターmodelserialnumに指定した場合,poolFunction値が作成するコピーペアのタイプと同じAn instance of Poolを参照してください。poolID値がパラメーターsvolpoolidに対応します。

コマンド実行例1

この例では,既存のコピーグループにTrueCopy用のコピーペアを作成します。コピーグループ番号0を持つコピーグループにコピーペアを作成します。正ボリューム(P-VOL)については,ストレージシステム(モデル:HDS9580V,シリアル番号:65010001)にLDEV番号5の論理デバイスを指定します。副ボリューム(S-VOL)については,ストレージシステム(モデル:HDS9580V,シリアル番号:65010012)にLDEV番号10の論理デバイスを指定します。

HiCommandCLI AddReplication -o "D:\logs\AddReplication.log" "replicationgroupid=0" "pvolarraytype=HDS9580V" "pvolserialnum=65010001" "pvoldevnum=5" "svolarraytype=HDS9580V" "svolserialnum=65010012" "svoldevnum=10" "replicationfunction=TrueCopySync" "fencelevel=Data"

コマンド実行結果1

RESPONSE:
An instance of ReplicationGroup
  objectID=REPGROUP.0
  replicationGroupID=0
  groupName=HCMD_CG0003
  pvolHostID=1
  pvolInstanceNumber=11
  pvolPortNumber=50,001
  pvolHORCMMONHostName=192.168.32.63
  pvolHORCMINSTHostName=192.168.32.63
  svolHostID=1
  svolInstanceNumber=12
  svolPortNumber=50,002
  svolHORCMMONHostName=192.168.32.63
  svolHORCMINSTHostName=192.168.32.63
  replicationFunction=TrueCopySync
  fenceLevel=Data
  copyTrackSize=15
  List of 1 ReplicationInfo elements:
  An instance of ReplicationInfo
    objectID=REPINFO.65010001.5.0012.10
    pairName=HCMD_CP0004
    pvolSerialNumber=6501001
    pvolArrayType=HDS9580V
    pvolDevNum=5
    displayPvolDevNum=5
    pvolObjectID=LU.HDS9580V.65010001.5
    pvolPoolID=-1
    svolSerialNumber=65010012
    svolArrayType=HDS9580V
    svolDevNum=10
    displaySvolDevNum=10
    svolObjectID=LU.HDS9580V.65010012.10
    svolPoolID=-1
    fenceLevel=Data
    replicationFunction=TrueCopySync
    status=1
    muNumber=-1
    copyTrackSize=15
    splitTime=-1
    remotePathGroupID=-1
    pvolMngAreaPoolID=-1
    svolMngAreaPoolID=-1
    snapshotGroupID=-1

コマンド実行例2

この例では,既存のRAID Manager構成定義ファイルにコピーグループを作成し,ShadowImageのコピーペアを作成します。正ボリューム(P-VOL)では,ストレージシステム(モデル番号:HDS9980V,シリアル番号:15001)の論理デバイス(LDEV番号:11)を指定します。正ボリュームを認識するホストのIDは1であり,正ボリュームを管理するHORCMのインスタンス番号は11です。副ボリューム(S-VOL)では,ストレージシステム(モデル番号:HDS9980V,シリアル番号:15001)の論理デバイス(LDEV番号:12)を指定します。副ボリュームを認識するホストのIDは1であり,これは正ボリュームを認識するホストのIDと同じです。副ボリュームを管理するHORCMのインスタンス番号は12です。

HiCommandCLI AddReplication -o "D:\logs\AddReplication.log" "pvolhostid=1" "pvolinstancenum=11" "svolhostid=1" "svolinstancenum=12" "pvolarraytype=HDS9980V" "pvolserialnum=15001" "pvoldevnum=11" "svolarraytype= HDS9980V" "svolserialnum=15001" "svoldevnum=12"

コマンド実行結果2

RESPONSE:
An instance of ReplicationGroup
  objectID=REPGROUP.1
  replicationGroupID=1
  groupName=HCMD_CG0001
  pvolHostID=1
  pvolInstanceNumber=11
  pvolPortNumber=50,001
  pvolHORCMMONHostName=192.168.32.63
  pvolHORCMINSTHostName=192.168.32.63
  svolHostID=1
  svolInstanceNumber=12
  svolPortNumber=50,002
  svolHORCMMONHostName=192.168.32.63
  svolHORCMINSTHostName=192.168.32.63
  replicationFunction=ShadowImage
  copyTrackSize=15
  List of 1 ReplicationInfo elements:
  An instance of ReplicationInfo
    objectID=REPINFO.15001.11.15001.12
    pairName=HCMD_CP0000
    pvolSerialNumber=15001
    pvolArrayType=HDS9980V
    pvolDevNum=11
    displayPvolDevNum=00:0B
    pvolObjectID=LU.HDS9980V.15001.11
    pvolPoolID=-1
    svolSerialNumber=15001
    svolArrayType=HDS9980V
    svolDevNum=12
    displaySvolDevNum=00:0C
    svolObjectID=LU.HDS9980V.15001.12
    svolPoolID=-1
    replicationFunction=ShadowImage
    status=1
    muNumber=2
    copyTrackSize=15
    splitTime=-1
    remotePathGroupID=0
    pvolMngAreaPoolID=-1
    svolMngAreaPoolID=-1
    snapshotGroupID=-1

コマンド実行例3

この例では,RAID Manager構成定義ファイルとコピーグループを作成し,次にコピーグループ内のTrueCopyのコピーペアを作成します。正ボリューム(P-VOL)では,ストレージシステム(モデル:HDS9980V,シリアル番号:15001)の論理デバイス(LDEV番号:11)を指定します。正ボリュームを認識するホストのIDは5,正ボリュームを管理するHORCMのインスタンス番号は15,ポート番号は50001です。副ボリューム(S-VOL)では,ストレージシステム(モデル:HDS9970V,シリアル番号:35001)の論理デバイス(LDEV番号:128)を指定します。副ボリュームを認識するホストのIDは4,副ボリュームを管理するHORCMのインスタンス番号は15,ポート番号は50002です。コピーペースとして14を指定します。

HiCommandCLI AddReplication -o "D:\logs\AddReplication.log" "pvolhostid=5" "pvolinstancenum=15" "pvolportnum=50001" "svolhostid=4" "svolinstancenum=15" "svolportnum=50002" "pvolarraytype=HDS9980V" "pvolserialnum=15001" "pvoldevnum=11" "svolarraytype=HDS9970V" "svolserialnum=35001" "svoldevnum=128" "replicationfunction=TrueCopySync" "copytracksize=14"

コマンド実行結果3

RESPONSE:
An instance of ReplicationGroup
  objectID=REPGROUP.2
  replicationGroupID=2
  groupName=HCMD_CG0002
  pvolHostID=5
  pvolInstanceNumber=15
  pvolPortNumber=50,001
  pvolHORCMMONHostName=192.168.32.63
  pvolHORCMINSTHostName=192.168.32.63
  svolHostID=4
  svolInstanceNumber=15
  svolPortNumber=50,002
  svolHORCMMONHostName=192.168.32.64
  svolHORCMINSTHostName=192.168.32.64
  replicationFunction=TrueCopySync
  fenceLevel=Never
  copyTrackSize=14
  List of 1 ReplicationInfo elements:
  An instance of ReplicationInfo
    objectID=REPINFO.15001.11.35001.128
    pairName=HCMD_CP0000
    pvolSerialNumber=15001
    pvolArrayType=HDS9980V
    pvolDevNum=11
    displayPvolDevNum=00:0B
    pvolObjectID=LU.HDS9980V.15001.11
    pvolPoolID=-1
    svolSerialNumber=35001
    svolArrayType=HDS9970V
    svolDevNum=128
    displaySvolDevNum=00:80
    svolObjectID=LU.HDS9970V.35001.128
    svolPoolID=-1
    fenceLevel=Never
    replicationFunction=TrueCopySync
    status=1
    muNumber=-1
    copyTrackSize=14
    splitTime=-1
    remotePathGroupID=-1
    pvolMngAreaPoolID=-1
    svolMngAreaPoolID=-1
    snapshotGroupID=-1

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