Hitachi Command Suite Software ユーザーズガイド

[目次][索引][前へ][次へ]


5.3.1 Universal Replicatorの性能分析とは

Universal Replicatorを使用して,複数のストレージシステム間でボリュームの複製(リモートコピー)を実施している場合,Universal Replicatorのコピーグループの書き込み遅延時間(C/Tデルタ)が発生します。C/TデルタはRPOの一指標であり,システムのデータを保護したり復旧したりするときの参考値となります。[レプリケーション]タブでは,C/Tデルタの推移を確認したり,C/Tデルタを悪化させている要因を分析したりできます。

レプリケーション]タブを使用するには,Replication ManagerとTuning Managerのライセンスの登録が必要です。

レプリケーション]タブを使用すると,C/Tデルタに関連する次の操作ができます。

レプリケーション]タブで分析できるコピーグループは,オープンボリュームで構成されたUniversal Replicatorのペアである必要があります。ただし,オープンボリュームで構成されたUniversal Replicatorのペアのうち,次のコピーグループは分析対象外です。

関連項目

[目次] [前へ] [次へ]


All Rights Reserved. Copyright© 2010, 2014, Hitachi, Ltd.