Compute Systems Manager Software ユーザーズガイド
デプロイメントマネージャーを使用して,ある管理対象リソースと同じ環境(OS,アプリケーションなど)をほかの管理対象リソースに複製できます。 この機能をデプロイと呼びます。
管理対象リソースを複製するために,次のデータを用意します。
- スナップショット
複製元の管理対象リソースのディスクから,固有情報を削除したデータ
複製元の管理対象リソースのディスクから,Sysprepツールを使用して固有情報を削除したあとに取得します。- デプロイテンプレート
複製先の管理対象リソースのディスクに設定する固有情報- マスターイメージ
スナップショットにデプロイテンプレートを設定したデータマスターイメージを複製先の管理対象リソースにデプロイすることで,環境を複製できます。
- 注意
- 複製元の管理対象リソースのスナップショットを取得するため,固有情報を削除する前に,ディスクのデータをバックアップすることをお勧めします。
- 固有情報が削除された状態で複製元の管理対象リソースのディスクは使用できません。バックアップを取得しておけば,複製元の管理対象リソースにリストアすることで,ディスクを元に戻せます。
デプロイメントマネージャーを使用して管理対象リソースの環境をデプロイする作業フローを次に示します。
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