20.1.8 ead_put_array_value()(複数のvalueの連結格納)
(1) 機能
複数のvalueを連結して,keyに関連づけて格納します。
格納したvalueを取得すると,連結したvalueが取得できます。
データ自動削除機能を使用している場合,key数がしきい値の上限に達しているときは,データの削除ポリシーに従ってデータを削除してから,valueをkeyに関連付けて格納します。既存のデータを更新する場合もデータは削除されます。
データ自動削除機能でデータの削除に失敗した場合,valueの格納を実行しないでremoveが失敗したときのエラーの内容を示すvalueをerror_codeに設定します。
(2) 形式
#include <eads.h> void ead_put_array_value ( const EAD_CACHE *cp, /* In */ const char *key, /* In */ size_t array_length, /* In */ const ead_value_element *value_array, /* In */ int *error_code /* Out */ );
(3) 引数
- cp
-
keyとvalueを格納するキャッシュのハンドル(ポインタ)を指定します。
ead_start_cache()で取得したハンドルを指定してください。
- key
-
valueに関連づけるkeyを指定します。
指定できるデータについては,「15.2.2(1) keyとして指定できるデータ」を参照してください。
- array_length
-
格納する値配列の要素数を指定します。
- value_array
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格納する値配列の先頭を指すポインタを指定します。
- error_code
-
エラーコード取得先のポインタを指定します。
エラーコードについては,「20.2 クライアントライブラリのエラーコード(C言語)」を参照してください。
(4) 注意事項
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array_lengthには,0は指定できません。また,不正な値を指定した場合,動作は保証されません。
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ead_value_element構造体の配列は,必ず要素数分の連続したメモリ領域を確保してください。
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格納する値配列の要素数,サイズに上限はありません。ただし,連結後のサイズには,EADSサーバが受け付けることができるデータの最大サイズを超えない値を設定してください。