20.1.7 ead_put()(keyとvalueの格納)
(1) 機能
valueをkeyに関連づけて格納します。
データ自動削除機能を使用している場合,key数がしきい値の上限に達しているときは,データの削除ポリシーに従ってデータを削除してから,valueをkeyに関連付けて格納します。既存のデータを更新する場合もデータは削除されます。
データ自動削除機能でデータの削除に失敗した場合,valueの格納を実行しないでremoveが失敗したときのエラーの内容を示すvalueをerror_codeに設定します。
(2) 形式
#include <eads.h> void ead_put ( const EAD_CACHE *cp, /* In */ const char *key, /* In */ const ead_value_element *value, /* In */ int *error_code /* Out */ );
(3) 引数
- cp
-
keyとvalueを格納するキャッシュのハンドル(ポインタ)を指定します。
ead_start_cache()で取得したハンドルを指定してください。
- key
-
valueに関連づけるkeyを指定します。
指定できるデータについては,「15.2.2(1) keyとして指定できるデータ」を参照してください。
- value
-
格納するvalue情報(ead_value_element構造体)を指定します。
ead_value_element構造体の形式と説明については,「20.1.43 ead_value_element構造体(value情報)」を参照してください。
- error_code
-
エラーコード取得先のポインタを指定します。
エラーコードについては,「20.2 クライアントライブラリのエラーコード(C言語)」を参照してください。