Hitachi

インメモリデータグリッド Hitachi Elastic Application Data Store ユーザーズガイド


11.12.1 EADSサーバの修正パッチを適用する手順

EADSサーバの修正パッチを適用する手順について説明します。

〈この項の構成〉

(1) クラスタ内の全EADSサーバに異常がないことを確認する

eztool status -vコマンドを実行して,クラスタ内の全EADSサーバに異常がないことを確認します。

eztool status -v

(2) 修正パッチを適用するEADSサーバを縮退および終了する

eztool isolate --stopコマンドを実行して,修正パッチを適用するマシン上のEADSサーバを縮退および終了します。

eztool isolate --stop

同じマシン上にほかのEADSサーバがあれば,(2)を繰り返し実行します。

(3) マシンに修正パッチを適用する

停止状態のEADSサーバのマシンに修正パッチを適用します。

(4) 停止状態のEADSサーバを再起動する

ezstart -rまたはezserver -rコマンドを実行して,修正パッチを適用したEADSサーバを再起動します。

ezstart -rコマンドを実行する場合
ezstart -r
ezserver -rコマンドを実行する場合
ezserver -r

(5) 再起動したEADSサーバがクラスタに参加していることを確認する

eztool status -vコマンドを実行して,再起動したEADSサーバがクラスタに参加していることを確認します。

eztool status -v

コマンド実行例

[図データ]

クラスタに参加している場合,Cluster欄にonlineが表示されます。

ほかにも停止状態のEADSサーバがあれば,(4)と(5)を繰り返し実行します。

また,Version欄にバージョン情報が表示されます。正しいバージョンとなっているかどうかを確認します。

(6) クラスタ内の全EADSサーバがクラスタに参加していることを確認する

eztool status -vコマンドを実行して,クラスタ内の全EADSサーバがクラスタに参加していることを確認します。

eztool status -v

すべてのマシンに対して(1)〜(6)の手順を繰り返し実行します。