7.1 定義ファイルの種類(EADSサーバ)
EADSサーバで使用する定義ファイルの種類を次の表に示します。
なお,この章では,環境依存パラメタについてだけ説明しています。それぞれの定義ファイルに指定できるパラメタの一覧については,「21.1 パラメタ一覧」を参照してください。
項番 |
定義ファイル |
ファイル名 |
説明 |
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1 |
EADSサーバの実行環境を定義します。 |
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2 |
クラスタの構成を定義します。 |
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3 |
各EADSサーバで共通の設定を定義します。 |
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4 |
コマンド実行時の設定を定義します。 |
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5 |
キャッシュの設定を定義します。キャッシュごとに作成します。 メモリキャッシュの場合,作成は任意です。 ディスクキャッシュまたは2Wayキャッシュの場合,必ず作成してください。 |
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6 |
ファイル名は任意です。詳細については,「17.4 ファンクション定義ファイルを作成する(任意)」を参照してください。 |
ユーザファンクション実行時の設定を定義します。 作成は任意です。 |
- 注意事項
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クラスタ定義ファイルおよび共通設定ファイルの定義内容は,クラスタを構成する全EADSサーバで同じになるようにしてください。同じでないとクラスタが構築できないため,EADSサーバは起動しません。
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キャッシュ定義ファイルの次のパラメタの定義内容は,クラスタを構成する全EADSサーバで同じになるようにしてください。同じでないとキャッシュを作成できません。
・eads.cache.eviction.keyCount(データ自動削除機能を使用する場合)
・eads.cache.disk.persistentMemory.enable
・eads.cache.disk.persistentMemory.blocksize(ディスクキャッシュの格納先として不揮発性メモリを使用する場合)
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その他の定義ファイルの定義内容については,同一にする必要はありませんが,同一にすることを推奨します(IPアドレスやポート番号は除きます)。
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