7.2　定義ファイルの形式

次のようにパラメタを指定します。

＜パラメタ名＞=＜指定値＞

指定方法

改行までが値になります。
#で始まる行はコメントと見なされます。
空行は無視されます。
値の後ろには，コメントなどの文字列は追加できません。追加した場合，不正な値と解釈されます。
同じパラメタを指定した場合，後から記述したパラメタの指定が有効になります。例えば，次のように指定されている場合，falseが有効になります。
```
eads.logger.message.console.enable=true
eads.logger.message.console.enable=false
```

なお，シェルスクリプトの場合は，次の点にも注意してください。

使用できる文字はASCIIコード「0x20」〜「0x7E」の文字，改行文字（'\n'），復帰文字（'\r'），タブ（'\t'）です。
1行に1つのパラメタを指定します。1行は改行（'\n'または'\r\n'）またはEOF（End Of File）までとなります。
区切り文字（パラメタ名と指定値の区切り）には，イコール（=）だけが使用できます。

（例）a△b = c

注　△は半角空白を表します。

a△bがパラメタ名，cが指定値と解釈されます。
パラメタ名と指定値の前後には，半角空白またはタブが入力できます。ただし，半角空白またはタブは削除されて解釈されます。

（例）△a△=△b△

注　△は半角空白またはタブを表します。

aがパラメタ名，bが指定値と解釈されます。
区切り文字，半角空白，またはタブを2つ以上記述した場合，2つ目以降は指定値の一部と解釈されます。

（例）a==b

aがパラメタ名，=bが指定値と解釈されます。
指定値がない場合（パラメタ名と区切り文字だけの場合），指定値は空文字列と解釈されます。
パラメタ名に制御文字を含んでいたり，パラメタ名だけを記述したりした場合は，その指定は無効となります。