4.3.1 スレッド数を見積もる
(1) 1EADsサーバプロセス当たりのスレッド数
1EADsサーバプロセス当たりのスレッド数を見積もる計算式を次に示します。
1EADsサーバプロセス当たりのスレッド数= キャッシュ数×(データの多重度×2−1)×3+EADsサーバ数×5 +キャッシュ単位に行われる処理の最大同時実行スレッド数 +EADsサーバへの最大同時接続数+40 |
- データの多重度:
-
クラスタ定義のeads.replication.factorパラメタの指定値
- キャッシュ単位に行われる処理の最大同時実行スレッド数:
-
サーバ定義のeads.cluster.controller.cache.max_execute_threadsパラメタの指定値
このパラメタに0を指定している場合,データの多重度−1を代入します。
- EADsサーバへの最大同時接続数:
-
サーバ定義のeads.server.max_connectionsパラメタの指定値
(2) 1コマンドプロセス当たりのスレッド数
1コマンドプロセス当たりのスレッド数を見積もる計算式を次に示します。
1コマンドプロセス当たりのスレッド数=EADsサーバプロセス数×2+50 |