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インメモリデータグリッド uCosminexus Elastic Application Data store ユーザーズガイド


付録C 用語解説

(数字)

2Wayキャッシュ

メモリ領域およびディスク領域にデータを格納するキャッシュのことです。

(英字)

EADsクライアント

EADsが提供するクライアントライブラリを使用して,EADsサーバに接続するユーザプログラムのことです。

EADsサーバ

keyとvalueで構成されるデータを管理するサーバプロセスのことです。

(カ行)

キャッシュ

EADsで扱うデータ(keyとvalueのペア)を格納する領域のことです。

キャッシュはクラスタ内に最大64個作成できます。

EADsクライアントは,クラスタ内のキャッシュに対してデータ操作を行います。

クラスタ

複数のEADsサーバの集合です。EADsクライアントからは1つの格納先として認識されます。

同じセグメント内に同じマルチキャストアドレスおよびポート番号を設定したEADsサーバ群で構成されます。

(サ行)

生存確認

ハートビートを送信しないEADsサーバに対して,ダウンしていないかどうかクラスタ内で確認する機能のことです。

生存確認にはTCPプロトコルを使用します。

(タ行)

ディスクキャッシュ

ディスク領域にデータを格納するキャッシュのことです。

(ハ行)

ハートビート

正常に稼働していることを知らせるために,クラスタ内にマルチキャストで配信するパケットのことです。

ハートビートの送信にはUDPプロトコルを使用します。

(マ行)

メモリキャッシュ

メモリ領域にデータを格納するキャッシュのことです。

(ヤ行)

ユーザイベントハンドラ

データの更新操作を契機に,自動的に動作するユーザ処理のプログラムのことです。ユーザが作成して,あらかじめEADsサーバ上に配置しておきます。

データの更新操作と同期して動作することで,外部システムと連携できます。

ユーザファンクション

データの集計や分析など,キャッシュに対して実行する一連のデータ操作(ユーザ処理)を定義したプログラムのことです。

ユーザが作成して,あらかじめEADsサーバ上に配置しておき,EADsクライアントから呼び出すことで実行できます。なお,ユーザファンクションには次の2種類の実行方法があります。

  • グループ指定による実行方法

  • EADsサーバ指定による実行方法