コピーする文書に対する「参照」以上の権限，コピー先の文書フォルダに対する「リンク」以上の権限が必要です。

操作手順を次に示します。

1. フォルダツリー領域で，コピーしたい文書が格納されているフォルダをクリックします。
   ［文書一覧］画面が表示されます。
   
2. コピーしたい文書のアイコンをクリックして表示されるポップアップメニューから，［◆ 文書のコピー］を選択します。
   ［文書のコピー］画面が表示されます。
   
3. 次の項目を指定します。
   
   • ［フォルダパス］
   • ［文書種別マスタ］
   • ［名前］
   • ［文書ファイル］
   • ［全文検索テキスト］
   • ［コメント］
   • ユーザ定義プロパティ
   文書種別マスタを使用しない場合は，操作5.に進みます。
   
4. ［文書種別情報］ボタンをクリックして，表示された項目を指定します。
5. ［関連ファイル］ボタンをクリックして，関連ファイルを指定します。
   必要に応じて，ファイルを変更または削除します。ファイルを変更または削除しない場合は，何も指定する必要はありません。
   なお，関連ファイルを追加する場合は，PCまたは複合機からファイルを指定します。ファイルを変更または追加する場合，1つの文書内に同名の文書ファイルは登録できません。同名の文書ファイルがあると，［文書を作成する］ボタンをクリックしたときにエラーになります。
   
6. 指定した内容を確認して，［文書を作成する］ボタンをクリックします。文書番号を採番して文書をコピーする場合は，［採番して文書を作成する］ボタンをクリックします。
   文書のコピーを確認するダイアログが表示されます。
   
7. ダイアログで［OK］ボタンをクリックします。
   文書がコピーされて，［文書のコピー］画面が閉じます。
   

• 公開文書をコピーすると一般文書になります。
• 文書種別マスタを設定している文書フォルダを［フォルダパス］に指定すると，文書フォルダに設定されている文書種別マスタが，文書に設定されます。
• 文書をコピーしたときのコピー後の文書の状態を次の表に示します。
  

  表7-1　コピー後の文書の状態

  項目	コピー後の文書の状態
  更新履歴	更新履歴がある文書をコピーした場合，最新のバージョンの文書だけがコピーされます。
  全文検索テキスト	全文検索テキストを設定している文書をコピーした場合，コピー後の文書には，全文検索テキストが設定されません。
  リンク情報	リンク情報を設定している文書をコピーする場合，コピー後の文書には，リンク情報が設定されません。
  PDF形式への変換	PDF形式に変換している文書をコピーした場合，オリジナルファイルだけがコピーされ，PDFファイルはコピーされません。
  リファレンスファイル文書化	リファレンスファイル文書化を実行した文書をコピーした場合，コピー後の文書は，リファレンスファイル文書ではなくなります。

• 一般文書をコピーすると，コピー先フォルダのアクセス権が引き継がれます。ただし，「全てのユーザ」に設定されるアクセス権は，コピー元・コピー先フォルダのアクセス権の設定方法，システム管理者の設定によって異なります。一般文書をコピーしたとき，「全てのユーザ」に設定されるアクセス権を次の表に示します。
  

  表7-2　「全てのユーザ」に設定されるアクセス権（一般文書をコピーした場合）

  コピー元フォルダのアクセス権	コピー先フォルダのアクセス権
  	個別に設定	同じ権限を共有
  個別に設定	次のどちらかが設定されます※。 コピーする文書に元々設定されていたアクセス権 コピー先フォルダの「全てのユーザ」と同じアクセス権	「なし」が設定されます。
  同じ権限を共有	次のどちらかが設定されます※。 「なし」 コピー先フォルダの「全てのユーザ」と同じアクセス権	「なし」が設定されます。

  注※

  どちらのアクセス権が設定されるかはシステム管理者の設定によって異なります。

• 公開文書をコピーすると，コピー先フォルダのアクセス権が引き継がれます。ただし，「全てのユーザ」に設定されるアクセス権は，コピー元フォルダの公開範囲の設定方法，コピー先フォルダのアクセス権の設定方法，システム管理者の設定によって異なります。公開文書をコピーしたとき，「全てのユーザ」に設定されるアクセス権を次の表に示します。
  

  表7-3　「全てのユーザ」に設定されるアクセス権（公開文書をコピーした場合）

  コピー元フォルダの公開範囲	コピー先フォルダのアクセス権
  	個別に設定	同じ権限を共有
  全員に公開	次のどちらかが設定されます※。 「全て」 コピー先フォルダの「全てのユーザ」と同じアクセス権	「なし」が設定されます。
  公開範囲を限定	次のどちらかが設定されます※。 「なし」 コピー先フォルダの「全てのユーザ」と同じアクセス権	「なし」が設定されます。

  注※

  どちらのアクセス権が設定されるかはシステム管理者の設定によって異なります。

参照したい画面に応じて，次の表に示す個所を参照してください。