JP1 Version 9 JP1/Cm2/Internet Gateway Server

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10.5.1 収集ツールを使用した資料の採取方法

トラブル発生時に採取が必要な資料の採取方法を,次に示します。

  1. メモリダンプファイルの確認をする。
    障害発生時,Internet Gateway Serverのメモリダンプが格納されるディレクトリにigsabend.dmpファイルが自動出力されます。下記ディレクトリにigsabend.dmpファイルがあるか,また障害発生時刻に出力されたものかを確認します。
    Internet Gateway Serverのインストールディレクトリ\JP1Cm2IGS\dump
  2. メモリダンプファイルがある場合は,手順3に進む。メモリダンプファイルがない場合,または障害発生時刻のファイルでない場合は,igsdumpコマンドを実行する。
    Internet Gateway Serverのインストールディレクトリ\JP1Cm2IGS\bin\igsdump.exe

    コマンドが正常に完了すると,以下のメッセージが出力され,igsdump.txtが採取されます。
    KDJI904-I:ダンプの採取を開始しました。
    KDJI905-I:ダンプの採取が終了しました。
  3. 障害解析に必要な資料を,igscollectコマンドで1か所のフォルダに収集する。
    自動(igsabend.dmp),または手動(igsdump.txt)で採取したメモリダンプファイルと,その他の障害解析に必要な資料を指定したフォルダに収集します。
    Internet Gateway Serverのインストールディレクトリ\JP1Cm2IGS\bin\igscollect.exe 資料先フォルダ
    注意
    資料格納フォルダは,フルパスで指定してください。また,既存のフォルダを指定しないでください。

各コマンドの詳細については,「6. コマンド」を参照してください。

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